こんにちは!
夫婦で登山を楽しんでいるyamatomoです!
せっかく登山に行ってもお天気が悪くなると、ちょっとテンション下がるけど、お天気が悪くてもそれはそれでそのお天気でないと見れない景色もあり、それなりに楽しめる。
お天気が悪い時は、山小屋で極上のコーヒーを淹れて、ゆっくりした時間を過ごすのも悪くない。
その時は、ぜひ極上のコーヒー豆にこだわって、淹れ方もドリップにこだわって、できれば挽きたてで味わいたい。
もちろん、お天気が良い時に、絶景を観ながら極上のコーヒーを味わうほど贅沢なことはないと思う。
この記事では、極上のコーヒー豆の選び方と挽き方、極上のコーヒーの淹れ方をお伝えする。
この記事の目次
コーヒー豆の選び方
コーヒー豆って本当に種類が豊富で、正直どれを選んで良いのか分からないという方は多いと思う。
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コーヒー豆は鮮度が命
実は、コーヒー豆は生鮮食品で鮮度が命なのだ。

って肉魚、野菜じゃないんだけど・・・・

コーヒー豆の知識がなくても、美味しいコーヒー豆を選ぶ基準の一つである、鮮度が良いコーヒー豆を選ぶだけでも、ある程度美味しいコーヒーを味わうことができる。
肉や魚、野菜と一緒でできるだけ鮮度が良いコーヒー豆を選ぶと良い。
鮮度が良いコーヒー豆とは、ロースト(焙煎)してからどのくらい時間がたっているかということだ。
コーヒー豆も、肉や魚、野菜とかと同じで空気に触れるとどんどん鮮度が落ちるのだ。
特に挽いてあるコーヒー豆は、なおさら鮮度が落ちやすい。

新陳代謝も高めてくれて
さらにダイエット効果もあるんだって〜っ!
それと反対に鮮度が落ちいているコーヒーを飲むと胃が重たくなったり、胃痛の原因にもなりうる。
それは、コーヒー豆が古くなって酸化しているからなのだ。

どうやって分かるの?

コーヒー豆自体は、見ても区別がつかないから
そこが問題なんだよね〜っ!
買うお店を選ぶ
パッケージに詰められてスーパーなどで市販されているコーヒー豆は、焙煎してからパッケージしてさらに出荷しているその作業過程の分、時間が経っていると思われる。
また、スーパーなどで市販されているコーヒー豆は、価格競争の下で販売されていて、コーヒーの欠点を点数化し原価が決められ取引されている。
殆どのコーヒーはこの類いで、これらのコーヒーをコマーシャルコーヒーと言う。
このコマーシャルコーヒーに対して、品質の価値で競争し原価が決められ取引されるコーヒー豆をスペシャルティコーヒーと言う。
スペシャルティコーヒーについては、この後の「極上のコーヒー豆を選ぶ」で書いているので、そちらを読んで頂ければと思う。
一般的にスーパーで販売されている陳列されたコーヒー豆は、売り切れたところを見たことがないように、どれだけの回転率なのかは不明だ。
人気なコーヒー豆やそうではない豆だと販売の回転率に差が出てくることは容易に考えられる。
陳列されている間に時間が経過し、実は買う時点ですでに酸化して古くなっている可能性が高い。
そこで、鮮度の良いコーヒー豆を買うおすすめの方法は、コーヒー豆販売専門店で買うことだ。

鮮度が良いコーヒー豆を買うには
見分けるというよりは
買うお店を選べば良いのねっ!

なるほどっ!
でもどうやってお店を選ぶの?

どうやってお店を選べば良いのかな?

先生
実はそうではないんですよ!

そうなんだ〜!

いつコーヒー豆を仕入れて焙煎したか
聞けば即答してくれるでしょう

じゃぁ、聞いてみれば良いのね

コーヒー豆販売専門店にとって大事な一つの売りであって
美味しいコーヒーの条件だからなんです

即答してくれるお店は
きっと信頼できるお店でしょうね

そのお店が信頼できるかどうかが大きなポイントってことね
そのコーヒー販売専門店が信頼できるかどうかは、そのお店の発信している情報や内容を見れば分かる。
お店のホームページや看板、お店の中にあるちょっとした宣伝のチラシや冊子、メニュー、ポスターなどに書かれている内容に鮮度を表す要素が含まれているかどうかをチェックする。
例えば、「毎朝自家焙煎しています」とか、コーヒー豆の鮮度は重要であるということが書かれているとか。
それと、お店に気配りができているどうかも、見分けるポイントになる。
気配りができているお店は雰囲気や居心地が良く、コーヒー豆に対する扱いも丁寧で、美味しいコーヒーの条件である鮮度はもちろん重視しているだろうと思う。
信頼できるコーヒー豆販売専門店を見つけると、極上の美味しいコーヒーを味わうことができるだろう。
鮮度が良いコーヒー豆とは
実は、鮮度が良いコーヒー豆は見分けることができる。


それが豆の状態ではほぼ見分けがつかないんだよ!
コーヒー豆のの鮮度の良さは、コーヒー豆自体では残念ながら見分けることができない。
実は、ペーパードリップでコーヒーを淹れる時、見分けることができるのだ。
挽いたコーヒー豆をペーパーフィルターに入れて、お湯をかけてコーヒーを抽出している時だ。
新鮮なコーヒー豆は、お湯を少しづつかけた時に、ペーパーフィルターに入れたコーヒー豆がモコモコっと膨らむのだ。
新鮮なコーヒー豆は、焙煎した時のガスが残っているから、お湯をかけた時に中のガスが出て膨らむ。
コーヒー豆の鮮度が落ちて古くなってくると、ガスがなくなり湿気も吸いやすくなり、お湯をかけても膨らまないのだ。
試して見ると分かると思うから、ぜひ!
コーヒー豆の賞味期間
コーヒー豆にも色々な食品と同じように賞味期間がある。
コーヒー豆は、生鮮食品に入る。
豆の状態で約2週間が美味しく飲める期間で、挽いた豆だとさらに短く、2〜3日で酸化してくる。


短いんだよね〜
コーヒーの賞味期間って
だから、できるだけその賞味期間内に消費できるように、その分だけをその都度購入するのが一番良い。
でも、うちは必ずしも毎回消費しきれるわけではないから、買ったら基本は冷凍庫保存にしている。
冷凍庫に保存する時は、必ず空気をできるだけ抜いて密封することがポイント。
ジップロックや密封できるアイテムを使うと良い。
うちは、購入した時の袋にそのまま入れて、密封用のクリップで止めて冷凍庫保存している。
極上のコーヒー豆を選ぶ
コーヒー豆には豆の種類がたくさんあって、どう選べば良いか、コーヒーは好きでもコーヒー豆にそれほど詳しくない人にとっては悩みどころだと思う。
値段が高ければ良いコーヒー豆かと言うとそうではなくて、国や地域、農園、品種などの情報がなるべく揃って表示されているコーヒー豆が良いとされている。
表示されていないコーヒー豆はそれなりと言うことだ。
その中でも、最も間違いない極上のコーヒー豆の選び方は、スペシャルティコーヒーとつくコーヒー豆を選ぶことだ。
スペシャルティコーヒーとは、簡単に表すと、生産から輸入まで品質管理を一貫してしっかりと行われ、欠点豆の混入が極めて少ない焙煎豆で、風味豊かで素晴らしく美味しいコーヒー、と言ったところだ。
消費者(コーヒーを飲む人)の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること。
風味の素晴らしいコーヒーの美味しさとは、際立つ印象的な風味特性があり、爽やかな明るい酸味特性があり、持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えていくこと。
カップの中の風味が素晴らしい美味しさであるためには、コーヒーの豆(種子)からカップまでの総ての段階において一貫した体制・工程・品質管理が徹底していることが必須である。(From seed to cup)
具体的には、生産国においての栽培管理、収穫、生産処理、選別そして品質管理が適正になされ、欠点豆の混入が極めて少ない生豆であること。
そして、適切な輸送と保管により、劣化のない状態で焙煎されて、欠点豆の混入が見られない焙煎豆であること。
さらに、適切な抽出がなされ、カップに生産地の特徴的な素晴らしい風味特性が表現されることが求められる。
日本スペシャルティコーヒー協会は、生産国から消費国にいたるコーヒー産業全体の永続的発展に寄与するものとし、スペシャルティコーヒーの要件として、サステナビリティとトレイサビリティの観念は重要なものと考える。
品質の競争で価格が決まるこのスペシャルティコーヒーは、世界で決められたコーヒー豆のクオリティーを間違いなく確保されている。
もし近くにそうしたスペシャルティコーヒー販売専門店がなければ、ネット上で見つけることも今はそんなに難しくないと思う。
Googleにログインして、「スペシャルティコーヒー販売店」で検索すると、まずはGoogleに登録している地点から近い店舗が表示される。
実際にその店舗に足を運べば、コーヒーに対するお店の心構えを垣間見ることができるかもしれない。
お店のホームページも美味しいコーヒー豆を探す有力な鍵になる。
スペシャルティコーヒーを販売しているお店のホームページには、たいていコーヒーが大好きでコーヒーに対する熱い思いを語っている。(笑)
ちなみにうちは、近くにそのようなスペシャルティコーヒー販売専門店がないから、ネットで購入するか、実家に帰省した時に近くにあるスペシャルティコーヒー販売専門店で購入している。
好みの味を選ぶ
味は大きく分けて、コーヒー豆の品種とロースト(焙煎)の2つがある。
コーヒー豆の品種の違いは難しいので、この記事ではロースト(焙煎)の観点からお伝えする。
最初は、先にも言ったようにコーヒー豆の品種は、色々と複雑で理解するのも覚えるのも難しいため、ロースト(焙煎)から好みを見つけてみるのが良いと思う。
基本的なロースト(焙煎)は、中炒り(ミディアム)、やや深炒り(シティ)、深炒り(フレンチ)の3種類がある。
深炒りになるほど、コーヒー豆の色は濃くなり、酸味が抜けてコクが出てくる。
ロースト(焙煎)が浅いと酸味が強く感じられ、フレンチまでロースト(焙煎)すると深い苦味が出てくる。
あとは、コーヒー豆の外観の形やコーヒー豆が揃っているか、きれいかどうかを見る。
コーヒー豆が揃っていないと、ロースト(焙煎)した時に、焼きムラができてしまい、それが味に反映されてしまうのだ。
ちなみに私は酸味よりもコクと苦味が好きなので、シティロースト以上に焙煎したコーヒー豆を、その時の気分で産地を変えてみたり、飲んでみて好みだった銘柄を続けて買ったりしている。
コーヒー豆の挽き方
コーヒー豆の挽き方には、抽出する方法に合った細かさや粗さがある。
このコーヒー豆を挽いた時の粉の大きさのことを粒度(りゅうど)と言う。
セオリー通りだと、どう抽出するかによってこの粒度が違うのだ。
確かに抽出方法に合った粒度だと、コーヒーの美味しさを最大限に引き出せるのかもしれない。
でも、正直なところ、この粒度に関しては、好みでも良いのではないかと私は思っている。(笑)
コーヒー豆の粒度が粗いコーヒーは軽い味に、細かいコーヒーは濃い味になり、細かいほど表面積が増えコーヒーの成分が多く抽出され、苦味も強くなりコーヒーの特徴がより際立ってくる。
自分の好みのコーヒーの味を知るために、色々な粒度で試してみれば良いと思う。
面倒臭がり〜な方は、普通の中挽きの粒度でコーヒーを淹れて飲んでみて、それよりも薄い味が好きか、濃い味が好きかで次の粒度を決めれば良い。
私は濃い味が好きなので、ペーパードリップでも普段家ではかなり細かく挽いている。
ただ、その細かい粒度だと、ペーパードリップの場合、標高が高くなると気圧の関係から、ドリップの速度がとても遅くなり、なかなか抽出できない。
せっかくのコーヒーが抽出し終わるまでに冷めてしまうぐらい遅くなるのだ。(笑)
なので、いつも登山の時は、コーヒー豆をいつもよりも粒度を粗く挽いている。
最も一般的な抽出方法のペーパードリップに合った粒度の場合、登山のように高地でドリップする場合を考慮すると、地上で挽くよりも少し粗目に挽くと良い。
それとコーヒーは鮮度が命だから、本当は、当然とも言えるけど、できるだけ飲む直前に、淹れる直前に挽いた方が良いことが分かると思う。
登山でコーヒー豆を挽いて美味しいコーヒーを味わうには、当然ながらコーヒーミルが必要になる。
今は、コーヒーミルも登山用のものや軽量コンパクトなものも色々と出ている。
とは言ってもそうそう登山用のコーヒーミルまで持っている人は少ない。
実は私もまだ持ってない。(^_^;)
そして、実は私も欲しい。(笑)
私が欲しいと思っているコーヒーミルは後ほど紹介したいと思う。(笑)
肝心なコーヒー豆の挽き方は、登山の高地でドリップすることを考慮し少し粗めにする。
❶ コーヒー豆の必要なグラム数を測る(1人分のg数×必要な人数分)。
目安は、セオリー通りだと、地上でペーパードリップで抽出する場合に合う中細挽きで1人分が15gだから、豆の状態でも1人分を15gで測れば良い。
❷ グラム数を測ったコーヒー豆をタッパーや小さいジップロックなどに入れて持参する。
❸ コーヒーを淹れる直前に、あるいは飲む直前に、登山用のミルでお好みの挽き方に合わせて挽く。
もし、セオリー通りに挽くならば、中細挽きだけど、それを登山用に合わせるなら、少し粗く設定して中挽きぐらいで挽くと良い。
うちは、登山用のコーヒーミルがまだないので、登山に出かける直前に、家で必要な分のコーヒー豆を挽いている。
挽いたコーヒー豆を1人分ずつ分けて小さいタッパーに入れて、そのタッパーをそれぞれのマグに入れて、2つのマグを100均のペットボトル用の保冷袋に入れて持参している。
この100均の保冷袋の厚さが良い具合にクッションになって、ザックの中で他の荷物などに押された時の、マグの変形を防いでくれるのだ。
極上のコーヒーをドリップするための道具
このペーパードリップの抽出方法であれば、登山用に軽量コンパクトに開発されたコーヒードリップ用のグッズも今はメーカーが色々と出しているから、この道具があれば容易にチャレンジすることができる。
この道具を使って、極上のコーヒーをドリップして楽しむことができれば、登山のクオリティーも上がる。
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美味しいコーヒーの淹れ方
yamatomoの美味しいコーヒーの淹れ方は、PDFにしたので、ダウンロードしてぜひ実践してみてくださいね。
まとめ
まとめると、
- コーヒー豆は鮮度が命
- 買うお店を選ぶ
- コーヒーの鮮度を見極める方法
- コーヒー豆には賞味期間がある(密封して冷凍庫保存する)
- スペシャルティーコーヒーなら間違いない
- 好みの味を選ぶ
- コーヒー豆の登山に合った挽き方
- 美味しいコーヒーの淹れ方
- (極上のコーヒーをドリップするための道具)
これからも、ワンランク上を目指して、登山の楽しみ方の幅を広げてenjoyしたいと思う!
最後までお読み頂きありがとうございました!
愛と感謝を込めて。
yamatomo