こんにちは!
当ブログ管理人のtomoです!
私は登山の道具を色々と吟味しながら、好きなものや気に入ったものを徐々に揃えたり、古いものを新しく買い替えたり、古いものをメンテナンスしてまた新たらな息を吹き込んで使ったりするのが大好きで、登山の楽しみの一つです。
大好きなものに囲まれて、登山を楽しむことほど、楽しいものはないくらい好きです。
好きなものに囲まれている時間は、登山でも普段の生活でも最高の気分です。
その登山の道具の一つ、クッカーの収納袋、スタッフサックをリリースしたので、この記事ではそれを紹介したいと思います。
この記事の目次
クッカーの収納袋
登山用のクッカーの収納袋と言えば、たいてい、クッカーとセットだったりしますが、うちの夫婦で愛用しているスノーピークのクッカー、チタントレックコンボには付いてなかったような気がするな〜。
今までは、シルナイロンなどの既製品で適当なサイズのスタッフサックを使っていました。
何年も使っていると、クッカーの角や縁などが擦れて穴や破けてきて、だいぶ年期も入り、買い替えを考えていたのですが、ウルトラライト的な素材でできた丁度良いものがなく、
だったらこの際、
ってことで、作っちゃいました。
実は試作するのは2回目で、
素材
登山の道具で素材を選ぶのはとても重要なことです。
大自然の中で使う道具だから、やはり丈夫で防水であったり、運搬するのでできるだけ軽い素材が良いですよね。
そこで、今回、候補にあげた素材、特に主体となる生地は、ザックやサコッシュ、登山小物などにも良く使われている軽くて丈夫な次の2つにしぼりました。
・X-PAC
・DCF(ダイニーマコンフォジットファブリック)
結局、写真でも分かるように、軽さと適度な丈夫さと柔軟さ、防水性を考慮しDCFを使いました。
同じDCFでも生地の厚みが色々あって、その厚みによって透け感があるので、中身が分かりやすいのも気に入ってます。
改善ポイント
最初にDCFで作ったクッカー用のサックは、DCFの中でも比較的厚みの薄いタイプでした。
と安易に極薄のDCFで作り、繰り返し使っているうちに数ヶ月で縁などが擦れて穴が空いたり、切れてきてしまいました。
今回は、この最初の作を改善して作り直したかったのです。
擦れて切れたり穴は空きましたが、引き裂き度に強いDCF!
そこから裂けることはありませんでした。
とは言ってもやはりもう少し厚みのある方が硬いクッカー類を入れるには良いのかもしれません。
COVID-19の影響でなかなか自由に山には行けないので、ちょうど良い時間ができました。
自粛中ではありますが、家で山の道具を自分で作るのは、山に行くのとはまた別の楽しさがあります。
前回の作からの改善ポイントをあげると、次の3つです。
1.同じDCFでも、もう少し強度がある厚みにする
前回の作は、薄い方が軽くなるし、軽いに越したことはないと思って選択した生地でしたが、薄す過ぎると当然ながら強度が低下するので、その兼ね合いを用途に合わせて作る必要があることに気づきました。
普通、最初に分かるでしょ😅
2.クッカーにピッタリのサイズで作ってしまうと、出し入れがしにくく出し入れに時間もかかる。もう少し余裕を持たせた大きさにする。
3.前回の作は底の形を精密ではないですが正方形で接着に苦戦したので、今回はラウンドにしてみる。
この記事でご紹介したスノーピークのチタントレックコンボが収納できる、ウルトラライトのスタッフサックをより使いやすく、見た目にもカッコ良く改善し、ブラッシュアップしてリリースしました。
現在は、サイズのバリエーションを増やし、あなたのギアに合わせて高さをカスタマイズできるようにしました。
ぜひ、拘りの「U.L. Round Sack」ご覧ください!
あなたの素敵なU.L. Hiking Styleをお楽しみください!
最後までお読み頂きありがとうございました!
tomo