こんにちは!
夫婦で登山を楽しんでいるyamatomoです!
今は、名古屋から岩手に帰る新幹線の中です!
昨日、午前中に家を出て、東北新幹線と東海道新幹線を乗り継いで名古屋に来ました!
出かけに主人が作ったおにぎりを持って新幹線に乗り、東海道新幹線の待ち時間にそのおにぎりを食べました!
おかかとタネを抜いた梅干しが入っていて、美味しかったぁ~!
愛がいっぱい詰まったおにぎりでした!って解釈するのは勝手なので、いいように解釈します!╰(*´︶`*)╯♡
[char no=1 char=”yamatomo”]うふっ ╰(*´︶`*)╯♡[/char]
久しぶりの東海道新幹線で、昨日は見れなかった富士山、今日も、残念、上は雲が厚くかかっていて、裾しか見れませんでした!( ; ; )
さて、前回は、夫婦で登山&トレッキング!シーズン前に熊のことを知っておこう!という記事で熊の基本的なことをお伝えしました。今日は、登山での熊対策をシーズン前に確認しよう!ということでお伝えしたいと思います!
この記事の目次
登山での熊対策、シーズン前に確認しよう!
熊と会わないようにする
人間の存在を音でアピールする
登山の時、誰しもが、できれば熊には会いたくないと思っていますよね! 実は、熊はとっても臆病な動物で、熊もできるだけ人間には会いたくないんです!
そうであれば、お互いに会わないようにすることが、熊とのトラブルを防ぐ最も有効な対策です!
実は、熊は人間の気配に敏感で、人間が近くにいると分かると熊の方から隠れたり、遠ざかったりするんです。
なので、熊に人間の存在を音で伝えてアピールすることが大切です。
大きな音が出る鈴やラジオ、ホイッスルなどで音や声を出して、近距離に迫って来る前に自分たちがいることをアピールしましょう!
また、音で人間の存在をアピールすることも大切ですが、それと同じくらい周囲の音や様子、熊の気配にも十分気をつけましょう!
特に、沢沿いや風が強かったり、雨が降ったりしていると熊も人間もお互いに音が分からなかったりするので、注意が必要です!
[char no=1 char=”yamatomo”]実は、私も数年前、早池峰山の下山時に熊に遭遇したことがあり、その時も、登山道の横の薮からガサガサと音が度々聞こえ、数分後に前の藪が切れたところから熊が出てきました。Σ(゚д゚lll)
おそらく10mぐらいの距離感だったと思います。
私はもちろん主人と一緒に下山中でしたが、ちょうどその7〜8m手前に男性の方が歩いていて、熊はその方に向かっていました。
その時、私は「熊だっ」と声を出してしまい、その私の声に熊が反応して、私の方を向いて熊と目が合いました。
私はとっさにザックに付けていた熊避けの鈴を思い切り振って鳴らしました。そしたら、また藪に入って行ったので、何事もなくすみました。(^_^;)[/char]
熊も人間もお互いに目視しづらいような見通しが悪い場所、林の中、笹地などの草薮、霧や夕暮れ時、熊が良く行動する早朝や夜の時間帯なども、十分注意が必要です!
見通しが悪い場所などでは、手を叩いて音を出すことも有効です。しかし、場合によっては、山行を中止する決断と勇気も必要です!
熊の看板や熊の痕跡に注意する
登山道にも良く「熊に注意」などの看板が目についたりします。その周辺は熊が出没する可能性が高いということなので、熊の気配に注意しましょう!
熊のフンとかも見かけたら気をつけましょう!やはり場合によっては引き返す勇気と決断が必要です!
熊のフンは、食べた木の実や草などが不消化で混ざっいるようなフンなので、木の実や草の色をしていたりします。
数年前に、やはり東北の山の登山道で登り始めて間も無く、熊のフンらしきものを先を歩いていた主人が見つけて、引き返してやめるかどうしようかと相談したことがありました。
その時は周囲を見回して熊の気配はなかったので、結局、鈴を鳴らしながら続けて登りました。でも、そのコースはそれ以来行かないようにしています。
主人曰く、
[char no=2 char=”主人”]2人でいる時に熊に襲われたら、助ける自信がない。[/char]だって。キャー、カッコいいっ! 愛を感じるわ〜!
熊が良く利用する場所を避ける
熊が良く利用するような、熊の食べ物がある場所や沢沿いなどは、なるべく行かないようにしましょう!
なるべく1人での行動も避けた方がいいと思います。
春夏は、ウド、ミズバショウ、フキ、セリなどの若葉の群落、笹地や草地、ワラビ、山菜採りに適した場所など、ブナ類やナラ類の実(ドングリ)などが沢山落ちている場所や、花や実をつける植物、ハチの巣やアリの巣の密集している場所、昆虫、サワガニなどがいる場所、イチゴの仲間(キイチゴなど)やサクラ類など甘い果実がある場所、は注意が必要です。
ミズキ、タカノツメ、アオハダ、サルナシやヤマブドウなどの秋に実る果実が沢山あるようなところも注意が必要です!
鹿の死骸などに土や草がかかっていると、その周辺で熊が見張っているかもしれないので、近づかないことです!
熊を引き寄せないようにする
当然のことですが、登山に行って出たゴミは必ず持ち帰りましょう!特に食べ残しだったり、人間が食べる物は熊も食べるので、人間が食べる物の味に慣れてしまうと、熊はそれを追い求めて人間の活動しているところにまで来ることになってしまいます。
人間の活動範囲にまで熊が来るようになると、人間に慣れて警戒心も薄れてしまい、人身事故を招く可能性が高くなってしまいます。
熊を刺激しないようにする
万が一、登山中に熊の気配を感じたら、熊も人間の気配を感じてやり過ごそうとしているかもしれないので、近づいたりして刺激しないようにしましょう!距離が近い時は引き返す方が賢明です。
熊と会ってしまった時は?
まずは何と言っても慌てず、冷静になることです!
熊が気づいてない時は
熊が人間に気がついていない時は、気付かれないように、その場から走ったりせずに、熊から目を離さずに離れましょう。
子熊を発見したら、近くに必ず親がいるので、近づかないようにしましょう!
熊が見ている時は
熊が自分の方を向いて見ている時は、熊の様子をみながら、静かに走ったりせずにその場から離れましょう!
熊が近づいて来る時は
熊がゆっくりと近づいてくる時は、人間だということを分からないで来ている可能性があるので、熊に人間だということを知らせるため、石や倒木などに上がって、大きく腕をふりながら穏やかに声をかけましょう!
万が一、それでも熊が近づいてくる時は、石や倒木などに上がって自分を大きく見せ、大きな声と音をたてて威嚇(いかく)しましょう。2人以上いるときは一緒に行動しましょう。
クマ撃退スプレーを持っている時は速やかに噴射の準備をしましょう。棒など武器になりそうなものを手にとりましょう。
熊と突発的に会った場合
万が一、突発的に近距離で会ってしまったら、大きく手を振ってゆっくりと熊から目を離さずにできれば声を優しくかけながら離れましょう!急に動くと熊が興奮させてしまう可能性があります。
人間がその場にいつまでも離れずにいると、敵対して来る可能性があります。
走ったり、大声を出したりすると熊の恐怖心を仰ぎ、防衛反応で攻撃してくる可能性があるので、やめましょう!
それでも熊が突進してきたら
熊に声をかけながら、熊との間に倒木などの障害物を置くようにゆっくり後退しましょう。
クマ撃退スプレーがあれば、噴射準備をしましょう。
山小屋などがあれば中に逃げるのがいいですが、もし逃げ場がなくて、逃げ切れそうになければ、強気に対応しましょう。
倒木や石の上に立って自分を大きく見せ、大きな声と音をたてて威嚇(いかく)しましょう。2人以上いるときは、一緒に行動しましょう。クマ撃退スプレーがあれば、噴射準備をしましょう。棒などの武器になりそうなものを手にとりましょう。
熊撃退スプレー
クマ撃退スプレーは、熊にスプレーを吹きかけて攻撃から身を守る道具です。スプレー成分は唐辛子エキスでできていて、無害なものです。
北米では90%以上の確立でヒグマの攻撃を止めた効果があります。
熊は人間と会った時に、人間を必ず襲う動物ではありません。ただし、状況によっては襲われる危険性があるので、備えおくと安心です。うちも主人がいつでも取り出せるように、手が届くザックの横のポケットに入れています。
クマ撃退スプレーはアウトドア専門店などにも売っています。噴射距離と量の違う、2種類のものがあります。ちょっと高価ですが、命には変えられません!おすすめはやはり噴射距離が長く量が多いストロンガータイプです!
カウンターアソール
サイズ:215mm×50φ、重量:320g
最小噴射距離/9m 噴射持続時間:7.2秒(常温時)
カウンターアソールストロンガー
容量を約25%増量!!
サイズ:213mm×59φ、重量:380g
最小噴射距離/10.5m 噴射持続時間:9.2秒(常温時)
熊撃退スプレーの使い方
クマ撃退スプレーのレバーを押して、クマの目と鼻をめがけて、一気に全量を噴射します。ただし、風の向きには注意が必要です!風下に自分がいては意味がありませんし、自分に唐辛子エキスがかかってしまい、大変なことになってしまいます!(^_^;)
前にお伝えした、うちの夫婦が熊と会った時も、私のすぐ後ろにいた主人は、その時、とっさにこのクマ撃退スプレーを身構えていたらしいです。٩( ‘ω’ )و
クマ撃退スプレーがない場合、またはスプレーが効かなかったず場合は、その場に伏せて首に手を回して首を守り、防御姿勢をとりましょう。
登山での熊対策、シーズン前に確認しよう!ということでお伝えしてきました!
やはり、熊には遭遇しないようにすることが一番だと思います!なので、あなたも、熊よけの鈴などをつけて、より安全に楽しく登山やトレッキングを楽しみましょう!大きく遠くまで響く鈴がいいと思います!
最後までお読み頂きありがとうございました!
愛と感謝を込めて。
yamatomo
今日、早池峰山登りました。天気は最高でしたが、独り下山途中で岩場が切れて直ぐ20メートルくらいのところで、ウォーと二回ほどの唸り声が聞こえ怖くて、5〜6メーター引き返し人が来るのを待ちました。30秒くらいたって、次にガサガサと大きな音がすぐ近くの藪の中からしました。結局、クマの姿は確認出来ませんでしたが、すごく怖い体験をしました。去年から7〜8回の登山ビギナーなのですが、独り登山が、より怖くなってしまいました。まさか、こんなに早く、自分が体験するなんて!暫くは、人が途絶えない山にしようかとビビり始めてます。
佐藤栄一さん、コメントありがとうございます!
昨日は、お天気は最高でしたね!
実は、私も主人と同じ日に早池峰山に登っていました。
すれ違ったかもしれないですね!(*^^*)
近くで熊を感じて、それは怖かったですね!
ましてソロだとなおさらですね。
無事で何よりでした。
引き返したのは良かったと思います。
岩場までそう遠くないのであれば、確実に人がいる岩場まで引き返して
他の登山者と一緒に下山していくのが良いと思います。
さすがの熊も多勢に無勢なので。
早池峰山は、森林帯に熊出没率が高いので、目撃情報も多いです。
そこに熊が住んでいるので、熊にしてみれば、住処に人間が勝手に侵入しているわけですから
仕方がありませんが。(苦笑)
なので、小田越のコースの森林に一斗缶が所々に設置してあります。
早池峰山は特に、熊は出るものと思って、事前に鈴やラジオや音楽を音を鳴らして、
人間の存在をアピールすることが重要です。
ソロが多いのであれば、やはり万が一の時のため、
鈴はもちろんのこと、熊撃退スプレーは持参されることをおすすめします。
これに懲りず、せっかく始めた登山、ぜひ続けて下さいね!
この経験も山や自然の楽しさの1つとして。(*^^*)
yamatomo
返信有難うございます。早池峰山は山開きとその次の週の二回連続登頂しましたが、結局は☀に恵まれず、目の前真っ白で登頂の景色を見れず、懲りずの三回目のリベンジ登山でした。もちろん一人登山。登頂の景色は見れましたが、熊とのニアミスおまけまでつくとは、当たり年かな?来週の日曜日は、mont-bellの登山ツアーで秋田駒ケ岳を予定しています。せっかく始めた登山、にめげす頑張ります!今後ともよろしくお願い致します!
3回目にして、お天気が良くて良かったですね。
山頂からの景色は登った人にしか見ることができません!
ぜひ、誇りに思ってくださいね!
熊とのニアミスはありましたが(苦笑)
来週の秋田駒ケ岳も素敵な山なので、ぜひ楽しんで来て下さい。
脅すわけではないですが、秋田駒ケ岳も良く熊が出没します。
今年は特に良く情報が入ります。
なので、1人よりはツアーで安心だと思います。
大勢いることが分かると熊も近寄って来ませんので。
こちらこそ、今後とも宜しくお願い致します。(*^^*)