登山のファーストエイドキットの必須アイテム手袋について

こんにちは!
夫婦で登山を楽しんでいるyamatomoです!

登山のファーストエイドキットの中に、必須アイテムとして万が一の救助などに使う手袋を入れているのですが、この手袋、実は使った後の処理もとっても大事なんです。

この記事では、手袋の扱い方についてお伝えしたいと思います。

スタンダードプリコーション

日本ではあまり一般的には知られていないかもしれないけれど、医療では、スタンダードプリコーションと言う全ての血液と体液、汗を除く分泌物、排泄物、傷のある皮膚、粘膜は、誰の物であっても病原菌などの有無に関わらず感染源として扱う、という考えに基づいて教育され、予防対策をしながら処置や手術などを行なっています。

それを夫のteruさんに伝えたら、

teruさん
大袈裟だ!

と言っていたけれど、その考え方に慣れていないと、違和感を感じるのかもしれないですね。

でも、救急現場などでももちろん同じで、登山でも何か事故や怪我があった時、救助者を守るために手袋は絶対に欠かせません。

私は、元看護師&元保健師なので、違和感が全くないのは当然で、むしろ手袋が無いと救助活動などはできるだけしたくないと思うぐらい、手袋をすることは当たり前になってしいます。

野外災害救急法の「Wilderness Medical Associates Japan」でWFAという国際的な資格を取得した時に、手袋はどんな状況下でも救助には必須であることを再確認することができて、やはりこれは一般の人も知っておくべきことだと痛感しました。

野外災害救急法の「Wilderness Medical Associates Japan」の教育の中では、手袋がなければ傷病者が誰であっても助けに行ってはいけない、というぐらい大事なことなんです。

例え友人や家族であっても。

もし目の前に傷病者がいたら、もし一緒に行った友人や家族が倒れたら自分ができることは全部したい、と私は思っています。

どんな手袋が良いか

手袋と言っても、色々な種類の手袋が世の中にはあるので、準備するにも迷いますよね。

使い捨ての手袋であれば何でもいいというものでもないんです。

救助する時に自分の手を守るために使用するので、やはり破けにくいものが良いですよね。

救助する側を守るための手袋の素材は、滅菌である必要はないけれど、医療でも使われている、油や薬品への耐性が天然ゴムやビニール製よりも優れていて、さらに耐突刺し(たいつきさし)特性に優れているニトリル製のものを私は持参するようにしています。

また、万が一破けたり、血液などで汚染してしまったら、変えがないと救助は続けられません。

私は破けたときの替えとして、最低3組はいつも持参しています。

ベストな使い方は、2〜3枚重ねて装着することです。1枚目が破けたとしても、1枚めくるだけできれいな手袋に替えることができます。まぁ2枚目と3枚目も一緒に破けてしまったら仕方ないですが。

自分がいざという時に使う分であれば、さほど荷物にはならないので、日常生活で使っているバッグなどにも多めに持参しています。

ドラッグストアなどでも売っています

 

手袋の外し方とその後の処理も重要

実は、救助などで使用済みの手袋は使った後の外し方とその後の処理もとても重要なんです。

使用済みの手袋の外し方

救助で使った手袋は何に汚染されているか分かりません。血液かもしれないですし、体液かもしれないですし、あるいは何か目に見えない感染源かもしれません。

なので使った手袋を外す時は、外側の汚染されている側(目にみて汚れていなくても汚染されているであろうと仮定する)には、直接手や他の場所やものに触れないように外します。

引用:手袋の着脱方法|PPE着脱方法|感染対策のススメ|サラヤ株式会社の医療従事者向けサイト

引用:手袋の着脱方法|PPE着脱方法|感染対策のススメ|サラヤ株式会社の医療従事者向けサイト

 

使用済みの手袋の処理

使用済みの汚染した手袋を外した後は、その辺に捨てては危険です。

その辺にあるゴミ箱でも同じように感染などの危険性があるのでNGです。

傷病者の救助なので使用した手袋は、実は基本的には医療廃棄物になります。

まずは、血液や体液などで汚れた手袋(汚れていなくても汚染している可能性がある手袋)は、ビニール袋などに入れて密閉します。

その後は、

  • 傷病者が病院にかかる場合は、傷病者に渡して病院で破棄してもらうようにする。
  • 傷病者の意識がなく救急車を呼んでいれば、一緒に病院に持って行って頂き、病院で破棄してもらうにする。
  • 傷病者の家族や同行者がいれば、家族に上記のいずれかをお願いする。
  • 傷病者が病院にかからない場合でも、傷病者に渡して病院で破棄してもらうようにする。

 

傷病者の救助に携わった後は、必ず流水と石鹸で手を洗うか、手指消毒剤で消毒をしましょう!

まとめ

たかが手袋ですが、されど手袋!

あなたや家族や友人を、いざという時に守るために必須な手袋。

多くの人が理解し携行できるようになると良いですね。(笑)

携行するだけではなく、使った後の外し方や処理も大事だってことを忘れないように!

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最後まで読んで頂いてありがとうございました!
愛と感謝を込めて

yamatomo

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