こんにちは!
夫婦で登山を楽しんでいるyamatomoです!
岩木山は本州で最北端の百名山。
夫婦でずっと登りたいと思っていた岩木山にやっと登れた。
と言っても、ちょっとズルをした。(笑)
この記事の目次
岳コース
岩木山は、青森県弘前市と西津軽郡に位置する標高1,625mの百名山、新百名山の一つに選定されている山。
登山コースは放射状に5つある。
今回は、嶽温泉から登る岳コース(嶽コース)をteruさんが選択。
この岳コースは、岩木山観光協会のホームページでは、ページによって3時間と書いてあったり4時間と書いてあったりするけど、一般・初心者向きとなっている。
YAMAP(GPS登山地図アプリ)の標準時間だと3時間になっている。
出発前
この日は、嶽温泉(だけおんせん)登山口に朝5時過ぎに到着。
早朝だからか、うちの車以外に駐車している車は1台だけ。
ガスってて今にも熊が出そうな雰囲気。(^_^;)
teruさんのコースチョイスに、
と思いながら渋々準備をしていたら、1台車が来てホッとした。(笑)
学生らしき4人組で賑やかになり、さらにホッとする。
登山開始
後ろを追いかける。
ここまで私の亀足で50分ぐらい。
この巨木の森方向へ行くと水場もある。
4人組はこの分岐で別れたのか、いつの間にかうちの夫婦だけに。
登山は、あまり人が少なすぎても心細い。(笑)
このヤブの後に事件が・・・・(^_^;)
小事件
小事件が勃発!
真夏の暑い日で、ヤブを通ったら、虫除けスプレーの効果も無く、アブと蚊に沢山刺された。
アブに刺された瞬間思わず、
って声が出るほど痛くて、その後もずっと痛みが続き、一気にテンションだだ下がり〜。(^_^;)
虫は本当に大の苦手。
それでも登るしかない。
自分との戦いだけど、
を連呼しながら登っていたら、
ここまでは、1時間20分ぐらい。
八合目手前
八合目手前の眺望にやっと出た。
その眺望を立ち止まって楽しんでいるteruさんに、
止まらないで早く行って〜!! アブ嫌だっ! アブ痛いっ! ヤブ嫌だっ!
とまたまた連呼し、うるさく当たり散らしながら、teruさんを急かし、とにかく虫が嫌なので、眺望には目もくれず、八合目へ足を急いだ。(笑)
teruさんには、
それで良く山登ってるね。(笑)
と笑われている。(^_^;)
一応カメラには収めた(笑)
八合目までは車でも行けるスカイラインがある。
八合目到着
八合目までは、標準時間だと2時間のところ、10分オーバーで到着。
写真は撮り忘れてしまったけど、八合目には売店や販売機があり、カップ麺などの軽食も置いてある。
食堂のように椅子とテーブルが置いてあり、景色を見ながら軽く食べたり飲んだりできる。
登山リフト
八合目には、登山リフトがあり、登山シーズンに運行している。
八合目と岳温泉のスカイラインはバスが運行しているから、登りでも降りでもバスに乗れば短縮できる。
往復ともバスを使うならば、八合目の駐車場に車を駐めて登った方が良い。
八合目の先も背の低い樹林帯が続き、テンション下がっている私は、目の前のリフトを眺めていると、teruさんが、
の一言で、
乗る〜っ!
ということで、リフトが動くまでの間にトイレを済ませて、た。八合目からはリフトで短縮することにし、(笑)
先に乗ったteruさん
リフト頂上、九合目
リフトを降りると九合目。
左側の登山道を行くと岩木山(1625m)山頂へ。
右側の登山道を行くと鳥海山(1502m)山頂へ。
山形の鳥海山ではない。
鳥の海噴火口を周って行く。
岩場が続くので浮石などに注意が必要。
鳳鳴ヒュッテの分岐
リフト山頂から10分ぐらい行くと、鳳鳴ヒュッテの山小屋があり、百沢コースとの分岐に出る。
この辺りから急登*2が続く。
山頂到着
ずっと続く岩場は高度感があってややスリルも味わいながら、急登を登ること約30分、山頂に到着!
標準時間より10分オーバー、私的にはまずまず。
この日は天気が快晴で、山頂からの景色も見事で、360°の大パノラマを楽しめた。
早朝はガスっていたことも忘れ、北海道や八甲田山、鳥海山、岩手山(おそらく)も見えて、360°の大パノラマを楽しむことができた。
山頂は登山客でいっぱいだった。
お楽しみの山頂ランチタイム
天気が良いから、山頂でランチタイムに。
この日は、うちの定番、コンビニのおにぎりと、+αで自家製ベーコンを持参。
ダイソーのスキレットで焼くとこれが美味しい。
絶景を眺めながらのノンアル&ご飯でテンションもかなり回復(笑)
下山
山頂からは登って来た岩場をトレッキングポールを使ってリフトまで降り、リフトを使って八合目まで降りた。
八合目からは、もうヤブはこりごりだしへタレな私はteruさんに交渉し、バスで嶽温泉の駐車場まで下山。(^_^;)
意外にもあっさりオッケーだった。
駐車場到着
最後は、嶽温泉のソフトクリームを食べてご満悦に終わった。(笑)
登山と温泉はセット
下山後は温泉で汗を流し、疲労した筋肉を温泉に浸かりながら癒すのがお決まりのコース。
特に良く歩いた疲労感が強い日は、温泉にゆっくり浸かって疲労が解放されて行くのが分かる。
これがまた心地良い。
登山と温泉は、セットで楽しんでいる人も多いと思う。
初めての山やコースだと、温泉も初めてだったりするから、ちょっとした旅行気分にもなる。
うちの夫婦も、紛れもなくいつも登山と温泉をセットで楽しんでいる。
今回は、八合目の売店の女性に岩木山周辺のオススメの温泉を聞いてみた。
おすすめされたのは、アソベの森いわき荘。
そこに行ってみた。
この時は、受付の方に団体が大浴場を使っているからと、小さい方の浴室を案内されたが、この小さい方の浴室が木の浴室で雰囲気もあり、こじんまりと静かでゆっくりとできて良かった。
写真に撮れなかったのは残念だけど、ホームページがあるので、そちらをどうぞ。
今回の軌跡と時間・距離・高低差
今回の軌跡と活動時間・活動距離・高低差などを載せるので参考になれば嬉しい。
画像をクリックすると拡大する。
軌跡
時間・距離・高低差
登山用語メモ
まとめ
こんなにわがまま気ままな山行も、夫婦二人で登っているからであって、これが山登りのコミュニティーだったり、何人かのパーティーだったらそうは行かない。
今回のように、いつでもプラン変更できる自由さが、私たち夫婦には合っている。
というよりは私にはかな。(笑)
薮も虫も今となっては笑えるいい思い出。(笑)
今回のこの岩木山の岳コースは、リフトを使えば時短や距離も短縮でき、岩木山観光協会のホームページ通り、急登も八合目からの30分程度で、初心者でも登りやすい山だと思う。
東北に来たら是非オススメしたい登って欲しい山の一つになった。
山頂は360°の大パノラマが望めるため、天気は良い時の方が圧倒的にオススメ。
ただし、天気が良くても風が強い時は、八合目より上の岩場は滑落や転落の危険があるため注意が必要。
このコース、冬はヒップソリやバックカントリー、スノボーが楽しめるので、冬もなかなか良い。
最後までお読み頂きありがとうございました。
愛と感謝を込めて。
yamatomo