こんばんは!
夫婦で登山を楽しんでいるyamatomoです。
今朝は、ちょっと寒くて雨がぼた雪に。
もう今はお天気も回復していますが。
さて、昨日は、危機管理を見直してトレッキングや登山を楽しもう!vol.1ということで、トレッキングや登山の最中に起こり得る危険についてお話ししました。
今日は、より安全にトレッキングや登山を楽しむために、うちの夫婦の山やコースの選び方をお伝えします。
関連記事の人ごとではない、冬山で登山の練習中に雪崩の事故!も良かったらぜひ読んで下さいね!
この記事の目次
登山やトレッキングでコース選びの大切なポイント
1.登山計画を立てる
まずは、登山計画を立てる、何と言ってもこれ大事!
登山計画を立てるって言うと、面倒臭〜いと思われがちですが、計画を立てることで6〜8割は準備ができたようなものなんです!
[char no=”1″ char=”yamatomo”]良く段取り8割って言うじゃないですか!(笑)[/char]
登山計画を立てることで、自分のペースに合っているかどうか考えるきっかけになり、無理のない山行計画を立てることができます。
登山計画を立てることで、山行の全体像が把握できイメージしやすくなります。
この全体像を把握しているのとそうでないのとでは、遭難リスクも変わってきます。
例えば、実際の山行中に、計画通りに予定通りに時間配分が行えている確認ができるので、それによってペース配分や休憩時間、写真を撮る時間などで調整したりできます。
登山計画を立てることで、前もって山行を把握しているので、登山届けも書くのが楽になります。
登山届けは、登山計画と一緒になっているスマホアプリもあるので、それを使うと事前に登山届けも提出できるので、とっても簡単だし楽なのでおすすめです。
そのアプリは、スマホで簡単にできる登山届け!事前に活用しよう!の記事で紹介しているので、こちらも要チェック!
2.登山者が多くて人気そうな山を選ぶ
この登山者が多くて人気そうな山を選ぶと言うのは、とっても大事なんです!
特に初心者には大事なポイントです!
初心者のうちは、山のこと、知識や技術など、知らないことがまだまだ沢山あると思います。
登山経験も少なかったり。
そんな時に、人が少ないようなマイナーな山やコースに行ってしまうと、万が一、怪我や事故などがあった時に、周りに人もいなければ、助けを呼んだり、人の手を借りることができません。
携帯やスマートホンがあれば大丈夫って思っていると、実はとってもとっても危険です。
あまり人気がなさそうな山は登山者も少なく、登山者が少ないと整備も行き届きにくいので、何かあった時の対処がより困難になる可能性があります。
なので、うちの夫婦はなるべく人気の、登山者がいる山やコースを選ぶようにしています。
登山は自然を相手にしているので、思わないことに遭遇すること可能性も十分にあります。
例えば、道に迷った時とか、熊に会った時とか、怪我してしまった時とか、自分たちだけでは対処しきれないことが起きてしまっ時、他に登山者がいないと聞いたり助けを呼ぶこともできずとっても危険です。(>_<)
特に熊はできるだけ会いたくないですね〜。
熊は臆病なので熊も人間に会いたくないそうです。
なので登山者が多く賑やかだと熊も近づかないようなので、人気がある山の方がリスクが減ります。
3.コースは必ず距離と標準時間を確認する
登りたい山のコースは必ず、距離と標準時間を確認します!
これ本当に重要なポイントです!
距離と標準時間を見て、自分のペースと比較して、可能な山行行程なのか判断します。
今回の判断基準は、日帰りの登山を想定しているものです。
日暮れまでに下山できるように考える
これ、本当に大事です!
日が暮れる前に下山することで、様々なリスクを回避できます。
例えば、熊は早朝や夕方に活動が活発になると言われています。なので、できるだけその時間帯を避けて、登山者が多い時間帯に山行を終えることで、熊と遭遇するリスクを減らせます。
日が暮れてくるとあっという間に山の中は暗くなり、視界が悪くなります。視界が悪くなると足下が見えず怪我するリスクが高くなるだけではなく、道も判らなくなる可能性が高くなります。遭難する可能性が一気に高くなります。
うちの夫婦は、どんな山行であっても、日帰りでも、万が一の時の為にヘッドライトは必ず持参しています。
大事なことは、余裕を持って下山するように計画を立てることです。
自分の脚力や足の筋力に見合っているか、照らし合わせて考える
特に無事に下山ができるかどうか。下山に脚力や筋力を残しておかなかればいけないし、下山の方が実は脚力や筋力も必要で大変なんです。
標準時間は、あくまでも参考までに考えて自分のペースに換算します。
例えば、うちの場合は、お花や景色の写真を撮りまくりながら登っていくので、標準時間を1.25倍にして考えています。
あとは、単純に、半日で下山できるような山だったら標準時間に1時間+、1日かかる長いコースであれば標準時間に2時間+して考えています。
さらにランチや途中の休憩時間を+して考えます。ちなみにうちはランチは1時間+して考えています。
自分の体力と気力が持つかどうか考える
体全体の力と気持ちが維持できるかどうか。
これもとっても大事です。
山頂に立つことが目的ではなく、無事に下山し、無事に家に帰宅することが目的です。
もちろん、帰りの途中でどこかに泊まったり、温泉によって一息ついてとなると別ですが。(笑)
持久力も下山まで維持できるかどうか考える
2番の体力と気力と同じようなものですが、無地に下山できるところまで、自分の足で登って降りてこれるかどうかが大事です。
例えば、体力や持久力、脚力が、登ってみたら足りなくて下山が大変だったとします。
そんな時に、同行者の手を借りて下山で荷物を持ってもらい、軽くしてなんとか下山するとか。
下山の途中でつまずいて転び捻挫をしてしまったため、肩をや手を借りて支えてもらいながら下山するとか。
同行者の手を借りてなんとか下山できればまだいいです。
これが同行者の手を借りても下山できそうになく、誰か第3者の人の手を借りるとなると、それはもう遭難に入るんです!
持っていく荷物の重さを考慮する
荷物が思いとやはり足取りも重くなるので、その分時間がかかります。
本当に全然違うんです、これが。(笑)
例えば、山小屋泊の荷物だとザック(リュック、バックパックとも言う)の容量も大きくなり、寝袋や食事、着替えとなると、この前のうちの主人のザックは、1泊なのに20kgもありました。私のザックですら13kgぐらいありました。(^_^;)
なので、標準時間の1.5倍ぐらいで計算しています。
そのぐらい余裕を持って考えた方が危険や遭難のリスクを減らせます。
コースの状況をみて考える
コースの状況を見ることも本当に大事です!難所があるかないかなど、コースの状況によっては時間がかかるからです。
例えば、急登と言って斜度がキツイ登りや岩場で足下が不安定な場所、鎖場や梯子、登山道が細くてお互いに譲り合い順番待ちが必要な場所、ぬかるみが多い場所などは時間がかかります。
私も急登や岩場になると息が上がり一気にペースダウンするので、時間がかかります。(^_^;) 主人は心臓が強いのか、登りでもあまり汗をかかず、急登も私のペースで登ると全然大丈夫らしいです。٩( ‘ω’ )و
急登や岩場が長かったりすると休憩も多くなるで、その時間も考えます。とは言っても、ザックを下ろさずに立ったままその場で息が治るまで休むだけなので、1回の小休止は数分だったりします。
その辺もふまえて、うちの夫婦は遅い私の足に合わせて、標準時間の約1.25倍で所要時間を計算しています。
[char no=2 char=”主人”]急登があると時間がかかるから、それも見てるよ[/char] [char no=1 char=”yamatomo”]急登かどうかはどうやって見てるの?[/char] [char no=2 char=”主人”]地図の等高線で見ればいいんじゃない[/char] [char no=1 char=”yamatomo”]なるほど〜![/char]
等高線の幅の間隔が近くなるほど急になるし、幅が広くなるほどなだらかになります。
登山用の地形図が読めるようになると結構楽しいです。(笑)
あと、大事なことは、どんなに人気な山やコースであっても、難所や危険箇所があるなど、レベルによってはそのコースはやめるということです。登山の知識や技術を磨いてステップアップしてから挑戦するか、登山のベテランの方と一緒に行くかが良いと思います。
山小屋やトイレがあるかないか見る
山小屋やトイレがあるかないかをチェックしておくことも重要です!
突然のお天気の変化で雨や雷などがあった場合、山小屋があれば一時的に非難したりできます。
できれば、駐車場や登山口とコース内にあるといいです。トイレも山行が長くなる時はあるととても助かります。
山小屋や避難小屋にトイレがある場合もあります。
基本うちの夫婦はトイレがあるとこに行くようにしていますが、万が一山行途中でお腹の調子が悪くなった時とか、トイレがない場合のために、一応どこの山に登る時も、トイレグッズをいつも持参しています。
これはその一つです。
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詳しく知りたい方はこちらから ↓ ↓ ↓
うちは、モンベルのO.D.トイレキットも良く使っています。
これはコンパクトサイズなので、トイレットペーパーなどと一緒に専用の袋を決めて入れてあり、その袋を持ってトイレブースや簡易トレイなどで済ませます。
詳しく知りたい方はこちらから ↓ ↓ ↓
[char no=1 char=”yamatomo”]トイレがあれば安心だね[/char]
ちなみに山のトイレも汚水処理や管理費がかかります。集金箱があるトイレ用に100円単位で小銭を準備しておくといいです。利用料金は、だいたい1回100〜200円程度です。
山を愛する者として、環境を汚染さないためにも、山での排泄のマナーを守ってカッコよくトレッキングや登山を楽しみたいですね。♪( ´θ`)ノ
4.おすすめのガイドブックや登山地図
手っ取り早いのはガイドブックや登山地図を見ることです。
登山コースやトレッキングコースなどの距離と標準時間を確認する、もっとも身近で誰でも入手しやすいのがガイドブックや登山地図だと思います。
ほぼどこの本屋にも置いてある確率が高いと思いますが、もし、お近くの本屋になかったとしても、今はスマートホンや携帯からも、ネット通販のAmazonで買うことができるので、誰でも気軽に手にとって参考にすることができます。
ガイドブックや登山地図には、メジャーなコース以外にもいくつかコースが載っていたり、距離や標準時間はもちろん、その他にも体力度や危険度、人気度、展望、花、新緑、紅葉、山小屋などが分かりやすく載っていたり、写真も載っているので参考にする媒体としてとてもおすすめです。
ガイドブック
うちの夫婦で愛用しているガイドブックは、「山と渓谷社」が出版している都道府県毎に出しているシリーズのガイドブックです。
こちらのガイドブックは、先にも書いたように、メジャーなコース以外にもいくつかコースが載っていて、距離や標準時間はもちろん、参考にする行程や、体力度、危険度、人気度、展望、花、新緑、紅葉、山小屋や水場などがアイコンで載っていたりするので、パッと分かりやすくまとめられています。
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登山地図
登山地図でおすすめなのは、何と言っても「昭文社」が出版している「山と高原地図」です。
こちらは、登山地図と言えば定番の地図で、水に濡れても破れにくくインクの脱落防止もされていて、毎年新しく出版されています。全60点の中に日本の名山が約1500箇所収録されているそうです。
登山コースの所要時間(コースタイム)、一般路と難路の区別や、標高ごとの色分け、山小屋や水場の情報、危険箇所や迷いやすい場所、目印になるもの、花や高山植物、景観の良いポイントのなどの情報が地図上に収録されています。
他にも山名の由来、山域の気象、動物、植物などの特徴、おすすめのコース、駐車場やバスやタクシーなどの交通情報、登山口周辺の温泉なども冊子部分に収録されています。
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ただ、地図なのでちょっと広げた時に大きいのと、登りたい山の地図をその都度買い足さないといけないです。
スマホ用のアプリも2タイプあります。
月額¥400で地図見放題のタイプ
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1地図¥500のタイプ
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Amazonで検索
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楽天で検索
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セブンネットで検索
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5.おすすめの登山用地図を見れるサイト
おすすめの登山用地図を見れるサイトは、
YAMAP(ヤマップ)
こちらは、スマホ用のアプリもあって、とっても便利です。GPS機能もついているので、自分の山行の軌跡を記録することもできるし、写真をアップしてシェアすることもできる山好きのコミュニティーサイトです。
もちろんシェアしなくても、他の登山者の記録を参考にすることもできるし、他の登山者の山行の軌跡や時間、距離なども見ることができます。自分専用の記録媒体として使うこともできます。
ダウンロードして見る地図には、メジャーなコースはほぼ収録されています。うちの夫婦も愛用しています。
アプリを詳しく見たい方、ダウンロードしたい方はこちらから
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ヤマレコ
このサイトもGPS機能つきのスマホ用アプリと連動しています。こちらはも他の登山者と登山記録を共有できるコミュニティーサイトです。
アプリを詳しく見たい方、ダウンロードしたい方はこちらから
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山渓オンライン
山好きのための登山情報サイト – ヤマケイオンライン / 山と溪谷社
登山者に人気のサイトで、元々は「山と渓谷」と言う登山雑誌で有名な「山と渓谷社」という出版社が運営しているサイトです。
このサイトでも登山者の記録を見ることもできるし、登山地図をダウンロードすることもできます。
他にも登山にまつわる情報がたくさん詰まっているサイトなので、見応えがあります。
6.まとめ
トレッキングや登山をする山やコースを選ぶ時の大切なポイント、いかがでしたでしょうか。
大切なポイントは、
1.登山計画を立てる
2.登山者が多くて人気そうな山を選ぶ
3.コースは必ず距離と標準時間を確認する
そんなに難しくないですし、すぐに実践可能だと思うので、ぜひ参考にして実践してみて下さ〜い!
余裕を持って安全な登山計画を立てて、登山を楽しみましょう!
スマホで簡単にできる登山届け!事前に活用しよう の記事も合わせてぜひ要チェック!
最後までお読み頂きありがとうございました。
愛と感謝を込めて。
yamatomo