こんにちは! 夫婦で登山を楽しんでいるyamatomoです!
登山に慣れてきたら、超簡単な山ご飯からステップアップして、コッヘル(登山用の鍋)やバーナー(ストーブ)を使って、材料を持参して調理にも挑戦してみると楽しさが広がります。
今回は、登山にピッタリなメニューの一つ、ベトナムの料理でライスヌードルのフォーを紹介したいと思います。
動画でも見れるので楽しんで見て頂けると嬉しく思います!
登山は段取り8割、実践が2割、準備はとっても大事!
この記事の目次
【登山のご飯簡単レシピ】 ベトナム料理 ライスヌードルのフォー編
今回の登山のご飯簡単レシピのメニューは、ベトナム料理のフォーで〜す。
私はパクチー大好きなので、この時もパクチーが沢山手に入り、このメニューにしました。(笑)
今回は、鶏肉の代わりに焼き鳥の塩の缶詰を使用してみたけど、缶詰よりも、サラダチキンのプレーンやレモンの方が、ゴミも小さくなるし缶よりも軽いから登山には良いかもと、後から思いました。
ただ、サラダチキンだと保冷も考えないといけないけど、缶詰なら保冷は気にせずに持参できるのが良いです。
どちらが良いかは、その時の山行や時期に合わせてチョイスすれば良いかも。
フォーは、ライスヌードルでお米からできているので、ご飯の代わりにもなるし、茹で時間も短いため、山ご飯にはピッタリだと思います。
もし、パクチーが苦手だったら、大葉(青じそ)や三つ葉などでも和風で美味しくできます。
登山中の山ご飯で気をつけること&豆知識
登山中の山ご飯やステップアップして調理に挑もうとする時、気をつけなければいけないことや知っておいて損はない豆知識をまとめてみました。
これもあった方が良いとかご意見があれば、ぜひコメント欄にお願いします!
- ゴミは全て自分で持ち帰る。
- 麺類などを茹でたりした時の茹で汁も、山には捨てないで食すか、ゴミと一緒に自分で持ち帰る。
- 火器使用は、場所によって禁止や制限があるので、その場所の決まりに従う。山小屋でも同様。
- 食中毒にならないよう、食材の腐敗にも気をつける。お肉類などは、登山中の運搬や食材を使うまで保冷できるとベスト。
- 標高が高くなると気圧が低くなり沸点も低くなるので、地上の海抜0mで通常茹で時間3分のパスタが茹で上がるまで約5分かかる。
- 気圧の関係で、標高が高いところでコーヒーをドリップすると、コーヒーが落ちるまで地上や平地にいる時よりも時間がかかる。
- パスタ類は事前に水につけてふやかしておくと、茹で時間を時短できる。水戻しパスタの記事を参照して下さい。
標高 | 気温 | 気圧 | 水の沸点 |
0m(平地) | 20度 | 1013hPa | 100度 |
1000m | 20度 | 903hPa | 96.8度 |
2000m | 20度 | 807hPa | 93.8度 |
3000m | 10度 | 714hPa | 90.5度 |
3776m(富士山山頂) | 5度 | 650hPa | 88.0度 |
5000m | 0度 | 561hPa | 84.3度 |
8000m | -30度 | 366hPa | 73.8度 |
8848m(エベレスト山頂) | -30度 | 332hPa | 71.5度 |
あると便利で今回使ったおすすめの材料と道具
鶏ガラスープの素
今回、私が使った鶏ガラスープの素は、化学調味料が入ってないタイプで、普段も使っているものをお弁当やお菓子作り用の使い捨ての小分けカップに入れてラップに包んで持参しました。
化学調味料を気にしなければ、5gずつの個包装になったこの鶏ガラスープの素は、登山にはとっても便利。
こちらは23g入っている少量タイプで、小袋なので登山でも使いやすい。
鶏肉
今回、私が使ったのは缶詰の焼き鳥で塩味のもの。
缶詰なら保冷を気にしないで山に持参できるので、これにしたけど、先にも書いたように、保冷できればサラダチキンでも良いと思います。
パッケージ的には、サラダチキンの方が軽いしゴミ処理も楽です。
ライスヌードル(フォー)
ライスヌードルは、もともとはタイの食材で、日本に出回っているものはフォーと書いてあるものもあります。
お米からできているのでご飯の代わりにもなるし、水戻しタイプで下準備をすれば茹で時間も1分〜1分半と短いので登山でも調理がしやすく、登山にピッタリな山ご飯です。
元がお米なので、味もお好みで和風にしたり、洋風にしたりと何でも合いやすく、色々とアレンジができるのも良いです。
今回使ったライスヌードルは、水戻し不要のタイプで茹で時間は5分だけれど、通常は水戻しタイプが輸入されていることが多いです。
水戻しタイプの場合は、ライスヌードルをヒタヒタの水またはぬるま湯に20分〜1.5時間ほど浸けておき、柔らかくなったら水洗いして水を切り、ジップロックなどに入れて山に持参すると良いです。
ライスヌードルのメーカーによって、水戻しの時間や茹で時間が異なるので、そこは表示通りに。
+αの調味料
今回は、メニューがフォーなので、+αの調味料として、キューピーのサラダソルトのパクチー&レモンMIXを使いました。
このキューピーのサラダソルトのパクチー&レモンMIXを、100均でも売っている醤油やソースなどのお弁当用の小分け容器に入れて、山に持参しました。
今回はフォーの最後に味を整えるために使ったけど、他にも炒めものなどの味付けに使ったり、色々とアレンジできます。
ですが、実はもうこの味は販売していないようで、残念!
クッカー(コッヘル)
登山用調理鍋、クッカーやコッヘルとも言いいます。
うちは、主にこのスノーピークのチタンの物を良く使っています。
入れ子になっていて、さらに中に小さいガス缶が2個入り、二人分の色々な調理ができるくらいの容量で、うちの夫婦には丁度良いサイズで気に入っています。
バーナー(ストーブ)
バーナー、ストーブとも言います。
うちのteruさんが選んだのは、この五徳が大きく開いてクッカーが安定しやすいタイプで、気圧によって作動しない時もあるけど、ワンタッチ点火装置が付いています。
保冷保温運搬用のシリンダー
今回、パクチーとウインナー、バターを入れて持参した動画でも紹介している、食材やノンアルなどを入れて保冷して運搬できる氷点下キープシリンダーも紹介します。
このシリンダーが本当に凄い保冷力で、氷を入れて登山に持って行くと数時間たった山頂でも氷が残っています。
保冷はもちろん、保温にも使えます。
冬は、これにホットコーヒーを入れて持って行けば、山頂でお湯を沸かして飲むよりも早く暖をとれます。(笑)
氷や他の保冷剤でも代用できるけど、この氷点下キープシリンダー専用の保冷剤もあると便利です。
テーブル
まとめ
山ご飯簡単調理のフォー編は、いかがでしたでしょうか?
とっても簡単にできるし時間もさほどかからないので、ぜひやってみて欲しいと思います!
最初にもお伝えしましたが、山ご飯の調理のポイントは、段取り8割、実践2割!
登山のご飯がグッと楽しく美味しくなることは間違いないと思います!
最後までお読み頂きありがとうございます! 愛と感謝を込めて
yamatomo