こんにちは!
夫婦で登山を楽しんでいるyamatomoです!
突然ですが、あなたはコーヒーは好きですか?
登山用のコーヒーグッズがあるぐらいだから、コーヒー好きな登山者は結構いるんじゃないかと思います。
私はコーヒーが大好きで、コーヒードリップのプロを目指す人たちが訪れる教室に参加し、カフェをやりたいと思っていたこともあるくらい好きなんです。
美味しいコーヒー豆と美味しいドリップコーヒーの淹れ方を、もう何年も前だけど習得して、今も自宅でその時の手法でコーヒーを淹れています。
その美味しいコーヒーの淹れ方を夫のteruさんにも伝授し、今はほぼほぼ、teruさんがコーヒーを淹れてくれます。
ちょっとイメージしてみてください!
登山やハイク、あるいはキャンプで、肌寒い夜明け、モルゲンロートと絶景を前に頂くドリップコーヒーは格別です!
それは地上では味わえない非日常的な臨場感が胸の高揚と相まって、身震いする中、ホッとする極上の美味しさに感動します!
誰かと共有したいほどエモーショナルな瞬間でもあり、その時の達成感は半端ない。
山とコーヒー好きなら、そんな経験はきっとあるのではないでしょうか?
こうして記事を書いている今も、コーヒーを持参して山へ行きたくなります。
この記事では、登山やハイキング、キャンプなどのアウトドア好きとコーヒー好きな方に、自分のフィールドで極上の美味しいコーヒーを楽しむために必要な材料と道具についてご紹介したいと思います。
この記事の目次
必要な材料と道具
1.コーヒー豆
極上の美味しいコーヒーを飲むために、最も大事なのは素材となるコーヒー豆です。
美味しいコーヒーは、どんなコーヒー豆を選ぶかによって決まります。
選ぶ時のポイントさえ抑えておけば、素人でも良質のコーヒー豆を選んで、美味しいコーヒーを味わい楽しむことができます。
そこまでこだわらないと言う方も、ほんの少しのポイントで、いつもより美味しいコーヒーを味わって楽しめるかもしれません。
早速そのポイントをご紹介します。
コーヒー豆を選ぶポイント
- 鮮度
実は、コーヒー豆は鮮度が命なんです。コーヒー豆は生鮮食品と同じで、日が経てば古くなり酸化してしまいます。なので、できるだけ新鮮な豆を選ぶことが、美味しいコーヒー飲むための最大のポイントです。鮮度にも幅がありますが、生豆のままではコーヒーとして飲めないので、焙煎したてを選ぶのが良いです。 - スペシャルティーコーヒー
スペシャルティーコーヒーと表示されている豆、またはスペシャルティーコーヒーと確認できる豆を選ぶこと。スペシャルティーコーヒー、なんだか聞き慣れない言葉かもしれませんが、実は、コーヒー豆にはランク付けがあるんです。その定義は、以下の日本スペシャルティコーヒー協会による定義を参照して頂けると分かると思います。
スペシャルティーコーヒーの定義
消費者(コーヒーを飲む人)の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること。風味の素晴らしいコーヒーの美味しさとは、際立つ印象的な風味特性があり、爽やかな明るい酸味特性があり、持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えていくこと。カップの中の風味が素晴らしい美味しさであるためには、コーヒーの豆(種子)からカップまでの総ての段階において一貫した体制・工程・品質管理が徹底していることが必須である。(From seed to cup) 具体的には、生産国においての栽培管理、収穫、生産処理、選別そして品質管理が適正になされ、欠点豆の混入が極めて少ない生豆であること。そして、適切な輸送と保管により、劣化のない状態で焙煎されて、欠点豆の混入が見られない焙煎豆であること。さらに、適切な抽出がなされ、カップに生産地の特徴的な素晴らしい風味特性が表現されることが求められる。日本スペシャルティコーヒー協会は、生産国から消費国にいたるコーヒー産業全体の永続的発展に寄与するものとし、スペシャルティコーヒーの要件として、サステナビリティとトレイサビリティの観念は重要なものと考える。
スペシャルティコーヒーの定義 « SCAJについて | Specialty Coffee
簡単に表すと、生産から輸入まで品質管理を一貫してしっかりと行われ、欠点豆の混入が極めて少ない焙煎豆で、風味豊かで素晴らしく美味しいコーヒー、と言ったところでしょうか。
このスペシャルティーコーヒーの豆は、まず香りが全然違うんです!
驚くぐらい香りが良い!
私は時々、このスペシャルティコーヒーをプレゼントにすることがあります。
するとたいてい、 香りが全然違うね〜♫
とまず言われます。
もう開封する前からコーヒーの香りがするくらい、コーヒーの良い香りが漂ってきます。
そして、淹れた時はさらにコーヒーの香りに包まれ、コーヒー自体は濁りが少なく油浮きもなく澄んでいるのが特徴です。
うちは、このスペシャルティコーヒーを愛飲しています。
一般的にスーパーなどで売っているコーヒーと比べると高価ではあるけど、この香りと味を味わってしまうと、なかなか他のコーヒーでは満足ができないかもしれません。
スペシャルティーコーヒーの豆を買うには
極上の美味しいコーヒーを飲むために、最も大事なのは素材となるコーヒー豆が新鮮であることということは、お分かり頂けたかと思います。
でも、一般的なスーパーで売っているコーヒー豆の陳列棚で、スペシャルティーコーヒーに出会うことはめったにありません。
実は、コーヒー豆専門店でも、スペシャルティーコーヒーの豆を扱っているお店は少ないんです。
中には、スペシャルティーコーヒーとは書いてあるものの、鮮度があまり良くないものもあります。それは香りで分かります。本当に鮮度が良いスペシャルティーコーヒーは、香りがとても良いんです。
有名で人気なス◯バは?
ス◯バでPC片手にコーヒーを飲むのがトレンドだった時期もありますが、その人気のス◯バのコーヒーはどうなのでしょうか?
一度スペシャルティーコーヒーの豆が切れてしまい、直ぐに欲しかったので近くのス◯バに豆を買いに行ったことがあるのですが、全てスペシャルティーコーヒーだと店員さんから言われたので、その時は、
と半信半疑でした。
その時、店頭で入れたてのコーヒーをサービスして頂いたのですが、スペシャルティーコーヒーの割に香りがあまり際立っていなかったんです。普通のコーヒーと同じような感じで、肝心な鮮度も1番新しい豆でも焙煎してから1ヶ月ぐらい経っていました。
残念な結果に買う気が失せてしまい、結局その時は買いませんでした。
そのあと、ネットで検索したらスペシャルティーコーヒーを自家焙煎しているところが近くにあったので、買いに行きました。
帰宅し、早速そのコーヒー豆を挽いてコーヒーを淹れました。
で、その香りとお味は?
うちでいつも愛飲しているスペシャルティーコーヒーには残念ながら全然敵わなかったんです。
それからは、なるべく愛飲しているコーヒー豆を切らさないように買うようにしています。笑
美味しいスペシャルティーコーヒーはそのぐらい違うんです。
なので、鮮度の良いスペシャルティーコーヒーの豆は、どこで買うがとっても重要なポイントになってきます。
最も間違えのない購入方法は、スペシャルティーコーヒーの豆を主に扱っているコーヒー専門店で購入することです。
しかもできれば自家焙煎をしているコーヒー専門店であれば、言うことなしです。
スペシャルティーコーヒーの豆を扱っているコーヒー専門店は、たいてい、お客様にスペシャルティーコーヒーを扱っていることが分かりやすく表示がされているので、表示がない場合はスペシャルティーコーヒーではないと思ってまず良いと思います。
そしてコーヒー豆は鮮度が命なので、焙煎した日がいつであるか分かりやすく表示されていると尚良いです。もし表示されていなければ、お店の方に聞いても良いと思います。
近くにそのようなスペシャルティーコーヒーの専門店がなくても、今はインターネットで購入する方法もあります。
私も、自宅近くに美味しいスペシャルティコーヒーを売っている専門店がないので、インターネットで購入しています。
登山やハイキング、キャンプなどのアウトドア好きでコーヒー好きならば、アウトドアのフィールドでも挽きたてのスペシャルティコーヒーを飲んでみたいと思いませんか?笑
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2.コーヒーミル
コーヒー豆は、空気に触れると鮮度が落ちてしまいます。
野菜と同じで、特に挽いた豆は時間がたつとなおさら鮮度が落ちやすくなります。
だから、鮮度の良い美味しいコーヒーを楽しむには、挽きたてが一番良いんです。
挽きたてを楽しむには、コーヒーミルが必要になってきます。
登山用のコーヒーミルを持参するのがベストだけど、重さや荷物になることを考え軽量化を優先していることを口実に、私は持っていないので試したことはないです。
本当は欲しいです。笑
飲む直前に挽くコーヒーの味も香りもさらに際立つし、これを登山の絶景の中で堪能できると思うとワクワクしますね〜!
自分だけの(もちろんteruさんもいるけど 笑)格別な気分をぜひ味わってみたいものです。
そこでyamatomoの勝手に山で使えるコーヒーミルランキング〜!
コーヒー豆の保存方法
コーヒー豆の保存方法は、良く缶などに入れて保存していたりしますが、コーヒー豆は鮮度が命なので、開封したらなるべく空気を抜いて密封して冷凍庫で保存すると、1ヶ月ぐらい鮮度が保てると言われています。
私は買ってきた時の袋のまま密封できるクリップを使っています。
販売店によっては、購入時の袋をそのままコーヒー豆の保存袋として使用できるものもあります。
ジップロックなどでも良いと思いますが、しっかり密封できる保存容器や保存袋が良いと思います。
登山やハイキングに行く時は、日帰りの場合は、コーヒー豆のまま必要な量を食品用の小さいジップバッグに入れ、コーヒーミル(実は、こ記事を書いてからだいぶ後にやっとコーヒーミルを購入しました!)も持参して直前に挽いて美味しいコーヒーを楽しんでいます。
テント泊や小屋泊など荷物の量や重量が多くなる時は、コーヒー豆は家で挽き1回2人分ずつ食品用のジップバッグに入れて持参しています。
私がいつも購入しているスペシャルティーコーヒーは、登山に行く直前に家で挽いた豆でも、山に行った時、十分香りの良い極上の美味しいコーヒーを味わうことができています。
3.コーヒードリッパー
登山やハイキング、キャンプなどアウトドア用の携帯用コーヒードリッパーも最近は、本当に様々な商品が出ています。
うちは今までは、UNIFLAME(ユニフレーム)コーヒーバネットcute(キュート) というドリッパーに市販の円錐型のペーパーフィルターをセットして、かれこれ10年以上も使っていました。
このUNIFLAME(ユニフレーム)コーヒーバネットcute(キュート)、2人分のコーヒーを淹れるにはやや小さく、下にセットする容器のサイズが限られてしまい、大きいサイズのクッカーだと単体ではセットできないため、下記の画像にように使っていました。笑
その名も
「U.L. FUN Drip(ウルトラライトファンドリップ)」
それがこちら⬇️⬇️⬇️
2人分のクッカーにも設置もできます。
クッカーの隙間に収まります。
他にもこだわりを詰めたプロダクトなので、ぜひ、専用のページでご覧ください!
詳しくはこちらから U.L. FUN Drip
4.ペーパーフィルター
ペーパーフィルターは、肝心な理由を忘れてしまったのですが、茶色のものは無漂白と書いてあるけれどあまり良くないから、白い方を使った方が良いとコーヒーの教室で言われた記憶があり、私は白いのを買うようにしています。笑
肝心なその理由は分かったらまたアップしたいと思います。
うちが使っているのは円錐型のこちら
これは最も軽くて、片付けも使い捨てなので楽で良いですが、容量的に1杯分しか淹れられないのが難点です。
でも私みたいに面倒くさがりには良いかも。笑
たまに白いものがあるので、その時は白いのを買うようにしています。
形がカップの中に沈まないから、コーヒー豆がカップの中で浸からず、カップの上の方までお湯を入れて抽出できるところも良いです。
5.クッカー
登山やハイキング、キャンプなどで極上の美味しいコーヒーをドリップして淹れるには、お湯は不可欠です。
登山やハイキングでのお湯の調達方法は2通りあります。
一つは、水を持参してクッカー(登山用の鍋)とバーナー(ストーブ)でお湯を沸かす。
もう一つは、保温用の水筒に入れて持参する。
の2通りです。
登山中にをお湯を沸かすには、クッカー(登山用の鍋)とバーナー(ストーブ)が必要となります。
登山やハイキング用のケトルでも良いですが、ケトルだと利用する用途がほぼお湯を沸かすことに限られてくるので、コーヒーをドリップするには多少口が広いけど、用途の幅が広いクッカー(登山用の鍋)の方を私は使っています。
登山中やハイキング中は調理とかはせず、コーヒーしか淹れないのであれば、ケトルでも良いと思います。
うちは登山中も山ご飯を作って楽しむこともあるので、クッカー(登山用の鍋)を愛用しています。
チタン製なので軽量で大小の鍋が入れ子になっていて、お湯を沸かすだけではなく、2人分の簡単な山ご飯の調理にも使い勝手が良く、長年使っています。
6.バーナー(ストーブ)
バーナー(ストーブ)は、これがまたタイプが色々とあって、王道はやはりガスを燃料とするガスバーナー(ストーブ)でしょうか。
他には、アルコールを燃料とするアルコールストーブ、固形燃料を使うストーブ、ジェル燃料を使うストーブなどがあります。
近年、UL(ウルトラライト)的な志向で、圧倒的な軽さを誇るアルコールストーブなども人気です。
ちなみに私も場合によっては自作のアルコールストーブを持参しています。
それぞれのストーブにはそれぞれの特徴や機能があって、全ての良い特徴や機能をオールマイティーにこなすストーブはないので、その時々でフィールドや山行によって使い分けるのが良いと思います。
そうは言っても最初に買うとしたら、一番凡用性が高いガスストーブがおすすめかな〜。
私が登山を初めたばかりの頃からずっと愛用していたバーナー(ストーブ)は、ガスを燃料として使うタイプで、コンパクトで軽量な上にパワーもあって気に入っています。
写真のように手のひらに収まるサイズです。
ただ、クッカーをセットした時に五徳がやや不安定だったので、今はteruさんが選んだ PRIMUS(プリムス) P-153 ウルトラバーナーを使っています。
このプリムスのバーナーもハイパワーで比較的軽量コンパクトなのでお気に入りです。 標高や気圧によっては作動しない時もあるけれど、自動点火装置も付いています。
7.コーヒードリップに使う水
コーヒードリップに欠かせないのがお湯と先に書いたけど、お湯を沸かすのに欠かせないのは当然ながら水です。
コーヒードリップに使う水は、火にかけるしミネラルウォーターでなくても良いけれど、そこはやはりコーヒー豆にこだわっている以上、水にもこだわって美味しいミネラルウォーターを使いたいですね。
今までは水道水を持参して使っていましたが、最近はコンビニのミネラルウォーターが多いです。
ぜひ、水にもこだわって美味しいコーヒーを楽しむのも良いと思います。
量は、必要な分を持参する時もあれば、山行中に調達できるような時は、加減して持参します。
山行中に調達できそうな時は、一緒に水を入れるための容器、platypus(プラティパス) プラティパス2と、万が一のために携帯用の浄水器も持参しています。
platypus(プラティパス) プラティパス2は、とっても丈夫な素材なので、もう買ってから10年以上は余裕で経っていますが、まだまだ使えています。
それだけ丈夫で破れないこのメーカーの商品は、アウトドアでは多くの方が愛用していて人気な商品です。
中身が減るとその分空気を抜いて薄くなるので、丸めてコンパクトになるところも良いです。
これがそのプラティパス
8.マグカップ
マグカップは、好みのもので良いと思いますが、登山やハイキングとなると持ち運びや丈夫さ、軽さなどが重要になってきます。
やっぱり軽量でコンパクトなものが良いです。登山やハイキングで軽いは正義なので。
うちは、山行によって使い分けています。
シーズン中の暖かい時期は、軽量でコンパクトになるタイプを愛用しています。
それがこちらのWildoのカップで、カラーも豊富で、中に折り曲げることができて半分の高さまでコンパクトになります。100℃までOK。
冬場の低山など、寒い時期は、スノーピーク(snow peak) チタンダブルマグ 300 フォールディングハンドル MG-052FHR を夫婦で愛用しています。
このマグカップは、チタンで二重構造になっているから入れた温かい飲み物が冷めにくいのと、熱い飲み物を入れても口元が熱くならないんです。保冷効果もあります。
スノーピークのマグカップはどれも人気で、アウトドアのフィールドではたいていみんな持っていますね。笑
このマグカップ専用の蓋もあって、スノーピーク(snow peak) チタンダブルマグ300ml用フタ MGC052 も愛用しています。
山で絶景を楽しみながら、森林浴をしながら、夫婦でお気に入りのマグカップで飲むコーヒータイムは最高の時間です!
まとめ
ぜひ、極上のコーヒーを開放感あふれる絶景を前に、味わいながら素敵な時間を過ごして欲しいと思います!
ポイントは、香りも味も全然違う、スペシャルティコーヒーを山の上でも挽きたてで頂くことです。
最後まで読んで頂いてありがとうございました!
愛と感謝を込めて
yamatomo