こんにちは!
夫婦で登山を楽しんでいるyamatomoです!
夫婦で、日本一の山、富士山に富士宮コースから登った!
大勢の人が登る富士山、私とteruさんは今回2回目の富士登山となり、色々と学びや反省があった。
特に、初めて富士登山を目指しいている方に、富士登山を達成するための参考になれば嬉しく思う。
もちろん初めての富士登山ではなくても、参考になれば嬉しいので、ぜひ読んで欲しいと思う!
この記事では、6合目から元祖7合目までの山行をお伝えした前回の記事の続きをお伝えしまっす。
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もしまだ見てなかったら、富士登山をする上で結構大事だと思うこともお伝えしているので、ぜひチェックして欲しいでっす!
この記事の目次
富士宮ルート登り
元祖7合目の山口山荘
ここまで約3時間弱だった。
標高差1300mもあるので、その道のりは長い。
何度もこまめにエネルギー補給をして、不足する前に、効率よく体にエネルギーチャージをするのが大事。
今回、試しに買ってみた塩分+。
汗を沢山かくので、熱中症予防に電解質、ナトリウムも補給した方が良いと思って買ってみた。
買うときに、
まぁ、いつものこと。(笑)
ハングル文字でも書いてあるので、韓国人も多いということかな。
上の方はガスってきた。
ちょっと、teruさんのペースがいつもよりダウン気味。
ちゃんと深呼吸してるのかな?
頑張れ〜!
心の中でエールを送る。(笑)
teruさんは、泊まりなのでいつもよりザックもだいぶ重い。
足取りもだいぶ重そうだ。(^_^;)
8合目の池田館
teruさんはだいぶ、頑張っていたようだ。(^_^;)
この8合目で、高度もだいぶ上がってきて息も上がるので、高度順応のため、ゆっくりとと言っても1時間弱ぐらいだったけど、お昼ご飯にした。
お昼は過ぎてしまったが、結構混雑していて、たまたま空いたベンチを確保できた。
いつも、おにぎりは、そのままだとザックの中で荷物に埋もれて潰れてしまうから、100均のおにぎりケースに入れて持参する。
teruさんの重たいザックの中には、この冷えたメロンが入っていた!
疲れた体を冷たいメロンがとても美味しくて、心身ともに癒してくれて、極上の美味しさだった。
夏などの暑い時期は、特にメロンなどの果物は、登山の行動食にとってもおすすめだ。
仲良しの秘訣の魔法の言葉、
と言っておこう!(笑)
山の上で冷えたメロンを食べるために、今回は、保冷用のシリンダーに氷と一緒に入れてきた。
このシリンダーがなかなか凄い高性能で、おすすめのグッズの一つ。
おかげで元気が出て、頑張って持ってきた甲斐がある!
って運んだのはteruさんだけど。(^_^;)
高山病
実は、8合目手前の登山道で、多分、ソロ(単独で登山している人のことを言う)と思われる若い男性が、ぐったりと岩に座っていて、目をつぶっていたのが目についた。
気になって良く見ると唇が紫がかっていた。
チアノーゼ(唇や爪などが酸素欠乏により血色が引いて紫色になる症状)と言うもろに酸欠の状態を現す代表的な症状だ。
さらに、岩に座っているけれど、今にも意識が遠のいて横に倒れそうな感じだった。
思わず、元看護師なので、
と声をかけて、深呼吸を繰り返すように促した!
すると、数秒で意識がはっきりしてきたようで、唇の色も元に戻り血色も回復してきた。
チアノーゼが回復してきたところで、多分、血圧も下がっているだろうと思ったので、水分補給を促した。
酸素が欠乏して、血圧も下がっていると意識がもうろうとして判断能力も鈍ってくる。
実は、この男性のように、高山病の症状が出ている時に、体が辛いからといって、そのまま休んでいるだけだとさらに危険なのだ。
ゆっくり休んだ方が良いように思うけど、目をつぶって休むとさらに呼吸が浅くなり、酸素が余計に不足し高山病のリスクはさら高くなる。
高度がある山に登山中、息が苦しい時に最もしてはいけないのは、横になって寝ることだ。
寝ると呼吸が浅くなって呼吸回数も減り、眠くなって意識が遠のく。
深い眠りに入ると悪循環でさらに呼吸が浅くなって呼吸回数も減るからだ。
なので、山小屋や山頂に着いた時もできれば高度順応のために、散歩したり会話をしながら過ごしたりと起きていた方が高山病のリスクは軽減できる。
悪循環で横になったり
高山病は、誰にでも起こり得ることで、同じ高度の山に登っても、その時の体調や寝不足などによって高山病の症状になったり、ならなかったりする。
私も、頭痛にはなったことがある。
高山病の一番の原因は、紛れもなく高度と気圧による体に必要な酸素量の欠乏だ。
酸素が少なくなる標高が高いところでは、意識して深呼吸をしないと、知らないうちに、登っていくに今回の男性のように酸欠になってしまう。
斜度がきつくなると尚更、足を挙げるために、体を動かす分だけ酸素が必要になってくる。
なので、少し息が切れて苦しくなってきたら、立ち止まって意識して深呼吸することが重要。
深呼吸の回数も、だいたい20回以上すると、体に酸素が行き渡り、また歩行できるようになる。
深呼吸で酸素が体に行き渡り回復しても、高度が高いとすぐにまた酸欠になって10歩も歩けない時もある。
そのぐらい標高が高くなると酸素が少ないと言うことだ。
何度も言うけど、本当にこまめに立ち止まって深呼吸を20回以上することが大事だ。
こまめな水分補給をすることもとっても大事。
体の水分が汗などで蒸発すると、血管の中の水分量も減るから血液が濃くなり脱水状態に陥りやすい。
そうなると、酸素を体に供給している血液のヘモグロビンも働きが鈍くなり、体に酸素を十分に供給できなくなる。
悪循環に陥って、高山病のリスクは高くなるのだ。
なので、水分補給も深呼吸と同じくらい重要で大事なことだ。
とっても簡単にできることだけど、まだ大丈夫とか、山小屋に行くまでとか、思わずに体のサインに耳を傾けて、ぜひ、標高が高い山に登る時は、心がけて欲しいと思う!
これだけでほとんどの場合、高山病は予防できると私は思っている!
そのぐったりとしていた若い男性が、8合目でご飯を食べている時に、登ってきた。
その様子を見て、
と思った。
その若い男性のように高山病の症状にかかり、万が一、深呼吸や水分補給をしても回復しない場合は、残念ながら下山するしかない。
下山すると言う決断をする勇気も必要だし、そのままその高度にいては危険すらあるから、判断を誤らないようにしたい。
高山病の症状を放っておくと、肺に水が溜まる病気で、肺水腫になってしまう可能性もある。
なので、我慢や頑張り過ぎないことも大切なのだ。
今回の山行はここまでで、次回でまた続きをお伝えしたいと思う。
次回は、やっと山頂からの雲海や山頂の様子などをお伝えできると思うから、お楽しみに!
最後までお読み頂きありがとうございました!
愛と感謝を込めて。
yamatomo