こんにちは!
夫婦で登山を楽しんでいるyamatomoです!

登山と言えば、段取り8割、実践2割、と時々思っている私ですが、やはり登山計画って大事よね〜。

うちは、夫婦で日本百名山を目指すようになってから、さらにこの計画が大事になってきて、連休などに合わせていかに効率よく制覇していくかは、下準備や計画がなんと言ってもやはり大事なポイントです。

近年は、登山者ブームも落ち着いてきているようですが、遭難者は後を絶たないそうです。

誰もが、「自分は遭難しない」と思っていると思いますが、「自分は絶対に遭難しない」とは決して言い切れないのが本当のところ。

安全で楽しく登山をするために、自分だけの問題ではなく、やはり万が一の時は人の手を借りることもあるかもしれないのが、大自然を相手にしているこの登山なので、登山計画を立てたり、登山届を提出するメリットをお伝えし、少しでも遭難者が減ると嬉しく思います。

登山計画や登山届って、ちょっと面倒臭いなぁ〜
なんて思っていませんか?

そこで、ちょっと質問!

あなたは登山計画って作っていますか?
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あなたは登山届を提出していますか?
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この記事の目次

登山届はスマホアプリが簡単で楽にしかも事前に提出できる!

今はもうスマホのシェア率の方が圧倒的高いと思いますが、登山届も登山計画も実はスマホのアプリでできるんです。

スマホで簡単に入力でき、簡単に提出することができれば、面倒臭さも解消できますね。

登山届を提出し下山後も、スマホのアプリならオンラインなので、個人情報漏洩の心配も紙媒体よりはずっと少なく安心です。

登山計画書が立てれるアプリはいくつかありますが、今回は私が使っているアプリをご紹介します。

とその前に、なぜ登山計画書を立てることや登山届の提出が推奨されているのか、簡単に確認しておこうと思います。

※ 一部の山岳帯では紙媒体での提出が義務付けられている自治体もあるので、各自の責任において事前に調べて下さいね。

登山計画をたてることや登山届を提出するメリット

登山計画をたてたり、登山届を提出したりって、ちょっと面倒臭〜い
yamatomo
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なんて私も思う時もありますが、

登山計画を立てることや登山届を提出することには、とても大きなメリットがあります。

私たちの命をも守ってくれるかもしれません。

そのメリットを下記にまとめました。

登山計画書や登山届提出のメリット

  1. 山行予定を把握し頭にインプットしておくことができる。
    山行予定を把握できていると、後どのくらいで目標や目的地に着くか目安が立てやすく、精神的にも余裕ができたり、例えば、急登が続き辛い登りの最中も今どの辺りなのか、後どのくらいで目標や目的地なのかが分かると気が楽になったり、励みになったりモチベーションの維持にもなります。また、山行中に休憩時間や歩行ペースの調節がしやすくなります。
  2. 自分たちの登山技術や歩行速度に合った登山計画かどうかを客観的に見直すことができる。
    登山計画を客観的に見直すことは結構大事なことだと思います。無理のない安全な山行計画を立てることができるし、しいては安心して楽しみながら登山ができて、山岳遭難を未然に防ぐことができる可能性が高くなります。社会に貢献しながら山登りを楽しむことができます。
  3. 万が一、遭難した時にレスキュー隊の重要な手がかりとなり、迅速な対応・早期発見・早期救助に繋がり、救助される可能性が高くなる。
    登山前に登山計画書や登山届を提出せず手がかりが全くないと、闇雲にレスキュー隊が救助活動を開始することになります。そうなると救助活動も時間がかかったり、より困難となる可能性も高く、レスキュー隊の肉体的・精神的負担にもなります。自分は救助されなくても良いという方は、ぜひ、他人の目から目立たない、他人の目から気にならないところでどうぞ。(笑)
  4. 万が一、他の登山者が遭難した時に同じ時間帯であれば、レスキュー隊の重要な手がかかりとなり、迅速な対応・早期発見・早期救助に繋がる。
    他の登山者が遭難した時にも、大事な情報源となり、早期発見・早期救助に繋がります。

では、登山計画書や登山届の提出にデメリットは何か。

実はデメリットもあるので、下記にまとめてみました。

登山計画書や登山届提出のデメリット

  1. 個人情報漏洩のリスクがある。
    登山計画書や登山届は、全山岳地域で義務づけられている訳ではないので、その管理は各々の自治体や警察署に委ねられています。なので、自治体や警察署によってその管理方法にも差があり、登山計画書や登山届を提出するボックスも鍵が付いているものもあれば付いてないものもあります。やはり個人情報なので、提出された登山計画書や登山届は、しっかりと管理されていることが望ましいですが、そうでない場合もまだまだ多いのが現状。
  2. 登山計画書や登山届を提出するのは面倒臭い。
    おそらく私も含めて多くの登山者が思っているのではないでしょうかか。(笑)
    登山計画書や登山届を提出するのって結構面倒臭いですよね。登山者みんなが登山計画書や登山届を提出することが理想ではあるけれど、面倒臭いことはできるだけしたくないのが人間。なかなか難しいところです。

でも、この2つのデメリットは、スマホの登山計画書・登山届アプリを利用することで解消できます。

ということで、次はスマホの登山計画書・登山届アプリのメリットとデメリットをまとめました。

スマホの登山計画・登山届アプリのメリット

スマホの登山計画書・登山届アプリのメリット
  1. インターネット上のオンラインで登山計画書や登山届を提出するため、ハッキングされない限りは個人情報漏洩の心配がない。
    今やインターネット上の個人情報漏洩は、もちろん絶対ない訳ではありませんが、アナログの管理がまちまちな状況よりはセキュリティー対策は取れていると思います。むしろインターネット上の個人情報漏洩を恐れていては、各種手続きやら何もできなくなってしまいつつあるのが現状。
  2. インターネットが繋がるところであれば、登山前にいつでもどこからでも登山計画書や登山届を提出することがでる。
    つまり、自分の空いている時間を活用して登山計画書や登山届を提出できるため、ある程度山行予定が決まれば何日も前から提出することも可能。登山直前に登山口で、登山計画書や登山届を提出する面倒臭くささやその時間を省けます。また、時間がある時に登山計画書や登山届を提出できるため、客観的に判断しやすくなりますし、時間を置いて見直すこともできます。
  3. インターネット上のオンラインで登山計画書や登山届を提出するため、登山計画書や登山届を紙媒体で作成したり書いたり、ボックスに提出したりする手間が省ける。
    登山口でこれらの作業がないだけで、だいぶ面倒臭ささが解消できると思います。
  4. スマホだけではなく、パソコンからも登山計画書や登山届を提出することができる。
    スマホやパソコンを持っていなくても、自分のアカウントを作成すれば、インターネットが繋がるパソコンがあれば登山計画書や登山届を提出することができます。例えばインターネットカフェなどのパソコンや、インターネットに繋がる共有のパソコンなどからも利用できます。
  5. GPS機能がついており、登山口でスタートボタンを押せば、登ったコースも記憶されるようになっている。
    下山後から、登ったコースの記録を確認することができます。
  6. 登山中に国土地理院の地図を見ることができ、自分の現在地も分かり、コースも確認できる。
    現在地が分かることで遭難を防ぐことが可能となります。これってかなり優秀。現在地が分かることはとても大事です。もしこの機能がない場合、遭難時は自分で地図とコンパスを使って現在地を割り出さないといけません。
  7. 同行者や家族などの緊急時の連絡者に登山計画書と登山届を共有できる。
    アプリのフィールドマップで作成した登山計画は、同行者や家族などの緊急時の連絡者に共有ができます。なので、共有者も登山道をマップ上で確認することができるんです。
  8. 下山後の下山届もアプリからなら1クリックで提出できる。
    下山届も1クリックでできるため、下山した時に登山口のボックスで下山届を書いたりする手間が省けます。また、縦走などで登山口と下山口が違っても下山届を提出することができます。
  9. 下山予定時刻を過ぎても下山届が未確認の場合、下山予定時刻から3時経過後、2時間毎にメールでリマインドしてくれる。
    下山後、下山届の提出を万が一忘れても、下山予定時刻より2時間経つと、自分のメールアドレス宛にリマインドしてくれます。
    私も時々忘れてしまうので、このリマインドのメールがあると助かります。😅
  10. 下山予定時刻を過ぎても下山届が未確認の場合、下山予定時刻から7時経過後、家族や親族などの緊急連絡者に下山未確認のメールが届く。
    実は、登山計画書や登山届を提出し、万が一遭難したとしても、家族や親族から捜索依頼がなければ警察は出動しないそうです。なので緊急連絡者に設定している家族や親族とは、いざという時の対応を話し合っておくと良いと思います。
  11. 登山計画や投稿を友人や家族などと共有できる。
    登山計画や投稿にコメントや写真を記録し、友人や家族など友達認証した相手とお互いに共有することができます。なので、同行者など同じパーティーの仲間同士で登山計画の共有もできます。

では、スマホの登山計画書・登山届アプリのデメリットは何か。

それも下記にまとめてみました。

スマホの登山計画書・登山届アプリのデメリット

  1. インターネットが繋がらない場所、電波が届かない場所では登山計画書や登山届を提出できない。
    山中や山奥の登山口や登山口周辺では電波が入らないことも多いため、電波の届く街中などで事前に提出することが必要です。
  2. いつでも空いている時間に登山計画書や登山届を提出できると思うと提出するのを忘れてしまう。
    私もつい忘れてしまうことが良くあります。(笑)そういう時は仕方ないので登山口で提出しています。
  3. ガラケーでは登山計画書・登山届アプリを利用できない。
    ガラケーでスマホやパソコンを持っていなくても、インターネットが繋がるパソコンがあれば利用できます。
  4. 登山計画書・登山届アプリに登録が必要。
    事前に登山計画書・登山届アプリに個人情報の登録が必要です。インターネットが繋がれば、スマホでもパソコンからでも登録が可能です。
  5. フィールドマップの登山コースは、標準時間の記載がないため参考にならない。
    登山計画をたてる時は、他のアプリや登山地図などで標準時間を参考にするに必要があります。

おすすめのスマホの登山計画書・登山届アプリ

上記でお伝えしてきたスマホの登山計画書・登山届アプリは、唯一長野県と岐阜県の警察とも連携しているアプリで、他にもまだ沢山の機能があります。

こちらが、そのおすすめの登山計画を立てられて、登山届も提出でき公認のアプリで、

登山届のコンパス 山と自然ネットワーク – INFCAM CORPORATION

Google Play で手に入れよう

スマホの登山計画•登山届アプリの使い方

登山届のコンパス 山と自然ネットワーク のアプリの使い方は、アプリのフォームに従って、登山計画、持ち物、同行者、緊急時の連絡先などを入力して提出すれば良いので簡単です。

もし分からないない場合は、コンパスのホームページ内のスタートガイドというページに分かりやすく説明が載っています。

コンパスの使い方の説明のページはこちら

まとめ

自分たちが原因で遭難することは極力ないように準備をしていくのが、登山者の責務であると私は思っていますが、それでも万が一、御嶽山のように登山中に噴火したりとか、絶対にないとは言い切れません。

救助活動は1人ではなく大勢を巻き込んでお世話や迷惑をかけることになるため、登山計画書や登山届の提出で少しでも楽に余計な手間や活動を省いて救助して頂けるのであれば、提出するのが登山者の責任であり優しさでもあると思います。

登山計画書や登山届の提出は、いざという時、自分の身を守るだけではなく、レスキュー隊の無駄な肉体的、精神的ストレスを軽減し、山岳遭難者の早期発見・早期救助に繋がります。

そして登山計画書や登山届を提出することで、山行計画を今一度見直す事もできるし、山行を把握しインプットする機会となり、心にも余裕が持て、事前に山岳遭難を防止しより安全に登山を楽しむことができます。

ぜひこのスマホアプリの登山計画書・登山届を事前に活用し、より安全に登山を楽しみ、山岳遭難を防止できると良いと思います!

 

最後までお読み頂きありがとうございました!
愛と感謝を込めて。

yamatomo

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