こんにちは!
夫婦で登山を楽しんでいるyamatomoです!
冬の登山好きにユーザーが多いサーモスの山専ボトル。
何と言ってもその保温力が凄いのは周知のこと。
冬の山で寒空の下、お湯を沸かさなくても、このサーモスに入れて持参したお湯でカップ麺が食べられます。
我が家では、冬の山にはもはや欠かせない山道具のアイテムの一つとなっていす。
そのサーモスの山専ボトルには、メーカーオリジナルの専用カバーもあるけど、今回、自分でカバーを作ってみました。
なかなかいい出来になって、まぁまぁ満足のいくアイテムになりました。(笑)
この記事の目次
サーモスの山専ボトル
サーモスの山専ボトルについては、登山好きにはもう言わずと知れたアイテムであることは言うまでもなく、山道具としてのその存在感は大きい。
オンシーズンの山の上では、ストーブやコッヘルをセットしてお湯を沸かすという行為自体が楽しかったりもするけれど、オフシーズンの冬の山では寒すぎてそれどころではない。(笑)
冬の山では出来るだけ体を冷やさないように、必要最小限の行為で時短したいのが正直なところ。
このサーモス山専ボトルがあれば、気温が低い冬の山頂でも直ぐにお湯を入れて温かいカップ麺を食べ、体を温めることができます。
早朝に家で沸騰したお湯をサーモスの山専ボトルに入れ、冬の森吉山で雪山登山に行き、山行を終えてゴンドラの山頂駅にある休憩所でお昼ご飯にした時、もう既にお昼はとっくに過ぎていて、移動時間も含めると8時間以上も経過していたけど、お湯の温度は84℃を保っていました。
残念ながら肝心なサーモス山専ボトルが写真から切れているけど、そのお湯で温かいカップ飯を頂いた。
寒い時は、温かいものと糖質を摂ると代謝熱がより多く得られて、冷えた体を温めてくれます。
山で食べるということは、体の全ての源であるエネルギーを補給する大事な行為。
冬は、特に温かいものを食べることで、自分の体を守ることにもなります。
その冬山の大事な山ご飯のお供にサーモスの山専ボトルは、もはや欠かせない重要な役割を担ってくれる頼もしいアイテムだと思います。
サーモス山専ボトルにした理由
山専用に開発されたボトルでユーザーが多い商品と言えば、サーモスの山専ボトルだけではなく、mont-bellのアルパインサーモボトルも人気だけど、私は迷わずサーモスの山専ボトルを選びました。
その理由はいたってシンプル。
保温保冷ボトルを長年研究を積み重ねて商品開発してきた経緯に、敬意を払ってサーモスを選んだのです。
ダジャレではないですよ。(笑)
何でも商品って最初に開発したところや、長年に渡って同じ商品をアップデートしつつ作り続けている方が、その分経験値も多く商品力が強い傾向にあると思います。
もちろん、全ての商品がそうだとは思っていません。
長年作り続けているとなかなか新しい発想に転換しずらいってこともあるし。
それでも、保温保冷ボトルの老舗と言ったら、やはりサーモスの右に出るものはないと思います。
今回、サーモスとmont-bellのボトルの簡単な比較表を、900mlの容量限定で作ってみました。(笑)
メーカー | THERMOS | mont-bell |
商品名 | ステンレスボトル/FFX-900 | アルパインサーモボトル 0.9L |
価格 | ¥6,500 | ¥4,500 |
重量 | 390g | 380g |
本体寸法/直径×高さ(約cm) | 8×30 | 7.9×30 |
容量 | 0.9L | 0.9L |
保温効力6時間後 | 80度以上 | 81度以上 |
保温効力24時間後 | 60度以上 | 61度以上 |
保冷効力6時間後 | 9度以下 | 7度以下 |
パーツの購入 | ネットでも購入可 | モンベルストア、モンベルカスタマーサービスに問合せ |
あらあら、以外な結果に。
まぁ、それほど大差はないと認識していましたが、mont-bell 優勢じゃないですか?!
しかも、ほんとに微細だけどmont-bellの方がコンパクトで10g軽いっ!
まぁ、mont-bellの方が後からだしなぁ・・・
これは、ウルトラライト的にどうなの?
と思ったけど、サーモスは、ゴムバンドを外すと、重さが360gになる。
重量は不明ですが、mont-bellも外せるようなので、あまり変わらないかも。
私としては他者製品で失敗した経験があるので、サーモスが失敗しないのは確かだと言えます。
mont-bellも試してみる価値ありですね!
あとは、デザインや色の好みやちょっとした使用感ですかね。
お手入れのしやすさとか、パーツの品揃えとか。
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※ 回答すると他の方のデータも見れます。
今まで使っていたサーモスの600mlのものは、冬山のコーヒー用に使い、新調した900mlのサーモス山専ボトルはお湯専用に使い分けることにしました。
サーモス山専ボトルのカバー
サーモスの山専ボトルには本体がすっぽり入る専用のカバーがメーカーから出ています。
もちろん保温保冷効果を助長してくれて、衝撃に強く本体の傷つきを防止してくれます。
カバーの重さは、90g。
まぁ、悪くはないんだけど、残念ながら私の好みではないのと、なんか見た感じだと、
って思って、ならば自分で作ってしまえ〜ってことで、軽量化も兼ねて自作することにしました。
サーモス山専ボトルの保温保冷カバーをウルトラライトに自作
ってやっとこの記事の本題に入れます。(笑)
サーモス山専ボトルの保温保冷カバーをウルトラライトに自作してみましたっ!
もともと、色々と山用に自作するつもりで、アウトドアー用の生地やアルミの遮熱材などを取り寄せていたので、それを利用して作ってみました。
- アストロフォイル(熱を遮断する素材、主に建築などに使われている。ウルトラライト 系の登山用具にも良く使われている。)
- 0.34 oz Dyneema Composite Fabric
- 超多様 瞬間接着剤 スーパーX クリア(耐熱耐冷効果がある接着剤)
- 1.5 mm MINI cord
- シリコーンのコードストッパー
- 透明のポリエステルミシン糸
開口部は、ファスナーにすると重くなるので、MINI cord で絞るタイプにしました。
重さは、29.4g。
サーモスの山専ボトルの専用カバーの約1/3の重さに仕上がりました。
ウルトラライト的には、この軽さに大満足。(笑)
ダイニーマは、引っ張りに強い高強度と防水性もあり、超軽量なファブリック。
今回、家庭用ミシンでポリエステルの透明なミシン糸(色付き)を使って縫ったのですが、適当に作ったらサイズがほんの少しきつく、サーモス山専ボトルを入れたら、ミシンの穴から生地がやや裂けてしまいました。
これ、引っ張りには強くても裂けるんだ
まぁ自分で使うものだし、満足、満足。
サーモス山専ボトルの底についているゴムを外せば、ちょっと余裕ができてジャストサイズになりました。
うちは、基本的にカバーをつけたまま使用するので、ゴムは外しても問題ないし、その分軽くなるのでgood。
まとめ
今回は、サーモス山専ボトルを新調して、専用の保温保冷カバーを自作してみて、ダイニーマの縫製に課題が残ったけど、自分で使う分には大した問題ではないので、大満足な出来となりました。
それと、生地自体は防水性だけど、縫製部分から浸水してくるので、そこは今後、他の物を作るにしても大きな課題となりそうです。
サーモスの山専ボトル自体は濡れても問題ないアイテムなので、今回はさほど気にしてなくて、おいおい考えていこうと思います。
個人制作なので限界はあるけど、ある程度、頭の中で構想があるので、そのうちに試してお伝えしたいと思いまっす。
あなたの登山ライフがより充実しますように!
最後まで読んで頂いてありがとうございました!
愛と感謝を込めて
yamatomo
保温カバーは、フタ側を保温する事がキモです。
私は、モンベルのアルパインサーモボトルとタイガーのMMZA501を使っていますが、熱はフタ側からほとんど逃げています。
百均のペットボトルカバーの中の奥に発砲ポリエチレンで断熱を補強して、ボトルのフタ側から被せてますが、6時間後でも沸騰直後のように熱いお湯が使えます。
グレちゃんさん、コメントありがとうございます。
情報ありがとうございます。
保温カバーの次回作はその様に改善する予定でいます。
逆さに被せるのは、思いつきませんでした。
次回作ができるまで、そうさせていただきます。
ありがとうございます!
yamatomo