こんにちは!
夫婦で登山を楽しんでいるyamatomoです!

登山の荷物について書きます。

日帰り登山の荷物の重量、あなたはどのくらいですか?
私のここ最近の日帰り登山の荷物の重量は、ザックも合わせて5〜6kg前後です。

もっと登山の荷物を軽くしたいっ!
yamatomo
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って思うようになり色々と情報収集しつつ、少しづつウルトラライト(ULと略すこともある)にシフトチェンジをしています。

登山のウェアやギアって、軽量コンパクトであったり、簡単に早く効率的に使える物だったりと、機能的なアイテムや優良な製品は人気ブランドで高価なことが多いですよね。

正直一気に揃えるのは大変だったりします。

なので、ギアによっては今まで持っていたものをそのまま使うとか、最優良品は高価なので2番手3番手ぐらいで妥協するとかってこともあるのではないでしょうか。


でも本当に機能的で優良な製品は、それなりに高価な価値がある物も多い。


この記事では、登山の荷物を軽くすることで、どんなメリットがあって、どんなデメリットがあるのかをお伝えし、少しでもあなたの登山ライフの可能性が引き出せれば嬉しいです。

この記事の目次

日帰り登山の荷物の重量や登山の荷物の重さは体重のどのくらい?

日帰り登山の荷物の重量や登山の荷物の重さは体重のどのくらいが妥当なのか?

意外と自分のザックの重さってこれぐらいで良いのかなぁ?と疑問に思っている人も多いのでは。

登山の荷物を担いで歩く体力や力には個人差があるので、一概には言えませんが、おおよその目安というか、平均的な荷物の重量ってあると思うんです。


それによって、もう少し軽くしようとかもう少し重くても大丈夫かなとか、その時の山行や登山の目的によって幅広く対応できるとベストですよね。

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※ 回答するとデータを見られます。

最初にも書きましたが、私のここ最近の日帰りの登山の荷物の重量は飲食を入れて5~6kg前後です。

もっと登山の荷物を軽くしたいっ!
yamatomo
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ってあなたは思ったことないですか?

昔は今ほど登山ギアや登山ウェアの選択肢も多くなかったので、あまり登山ギアやウェアについて深く考えずに、その時に店頭にあるもので揃えるしかなく、仕方がないのでまぁ気にいれば買ったりと割と流動的だったと思います。

今思えば、なんともったいないことをしてきたのかと、ちょっと後悔。

ウルトラライトハイキングに出会ってからは、やはり考えるって大事なだなぁ〜と痛感。(笑)

 

ウルトラライトのについて知りたい方はこちらから

ウルトラライトとは、アメリカの3大トレイルのロングディスタンスハイキングをするために荷物を軽量化し、身体への負担を最小限にして楽しむハイキングスタイルから生まれました。ウルトラライトハイキングとも言います。アメリカのロングトレイルをスルーハイクするには半年もかかるそうですが、そうなると装備はできるだけ軽くコンパクトにした方が体への負担を軽減できることは言うまでもないです。何を持って何を削るか考えながらシンプルにハイキングを楽しむスタイルや志向がウルトラライトハイキング。水や食料、燃料などの消費するものを抜いたベースのバックパックの荷物が 10ポンド(4.5kg)以下という定義があるようです。

 

登山のギアやウェアは進化している

登山のギアやウェアは年々進化しているんですよね。

スマホやパソコンなどと同じですね。(笑)

ちょっと前のお話ですが、お世話になっているアウトドアショップの店長とヘッドライトの話になって、

もう、電池は使わないんですよ
だから電池の替えもいらないし
1回の充電で2〜3日持ちますよ~
って言われて、
えっ、そうなんですか⁉️
ビックリ‼️
凄い!進化している
yamatomo
yamatomo

となって、

ホント浦島太郎状態でしたよ。(笑)
登山ギアの目覚ましい進化に驚きを隠せませんでした。

日々研究開発しているメーカーの傍ら、個人でこだわった製品を作っているガレージメーカーやショップも今は沢山あります。

日本人の職人気質の持ち味を生かしてこだわった丁寧な製品作りで、今は日本のメーカーも海外のメーカーに衰えない素敵で魅力的な登山ギアやウェアが多くあります。

その洗練された登山ギアや登山ウェアには美しさがあったり、持っているだけでカッコ良かったり気分がワクワクして、ましてそれらの登山ギアや登山ウェアを実際に山で使うと、ちょっと所有満足だったり優越感もあったりして、もう本当に惚れ惚れしてしまいます。(笑)

そのぐらい、年々登山ギアやウェアは進化し、その時の登山スタイルに合わせてより細分化されているものもあります。

これから、登山ギアやウェアを揃えたいと思っている方、長年愛着のあるギアを大事に使ってきた方は、人気のガレージブランドなども、要チェックです。

軽量コンパクト化は金額次第って本当?

軽量コンパクト化は金額次第って本当?

って聞かれると、それは決して嘘ではないと思います。

軽量でコンパクトなギアやウェアは、登山での行動を想定したり、実際に登山で何度も試したりしながら、より軽くて丈夫な素材を使ったり、軽量にするために余計なものを省きシンプルなデザインや工夫がされていたりと、商品化するまでに沢山の研究がなされてそれだけでも商品価値が高いです。

実は商品価値の高さによって快適性を高めたり、負担軽減や時間短縮にもなり、しいては安全性の向上に繋がり、その代償としてお金を払う、そう思うと納得。

それでもやはり高価なものは高価だとも思う。(笑)

登山経験が少ない初心者、体力や脚力に自信がない方ほど、安全や体への負担を最小限に減らし、軽量コンパクトで高機能なギアやウェアに頼ることは必要なことだと思います。

それは決して恥ずかしいとかいうものではなくて、登山をする上でいかに安全に楽に快適にするかで、自分の今持っている力を最大限に発揮し、遭難を防ぎ安全な登山に繋げられます。

遭難しないで下山することはとっても大事なことだし、登山者としての責任でもあると思います。

そして、軽量コンパクトで高機能な商品価値の高いギアやウェアは、遭難を予防できるだけではなく、登りたい憧れの山に登れるかもしれない可能性と希望をももたらしてくれます。

これって、登山をする上ではとっても大事なことだと私は思うんです。

何のために登山をするのか、誰のために登山をするのか、人それぞれ細かな目的は違うかもしれませんが、多くの人は登山の達成感や壮大な景色と感動を味わい、一緒に行く相手と共感したり、お互いの人生をより豊かにしたいのではないでしょうか。

少なくても私はそうですね。

いつでもどんな時も
teruさんと一緒に人生を桜花したいっ!

と思っています。

でも、年々体力の低下を感じる今日この頃、いつまで夫婦で登山を楽しめるか、それって本当に私にとっては大事なこと。
できるだけ長く夫のteruさんと一緒に登山を楽しみたい。

そう思う私に兆しをくれたのが、ウルトラライトハイキングというカルチャーのハイキングスタイルでした

ウルトラライトハイキングというスタイルは、きっとあなたの登山ライフにも可能性が広がると思います。

日帰り登山の荷物の重量の目安は?

さて、前置き?が長くなってしまいましたが、肝心の日帰り登山の荷物の重量の目安は、どのくらいが妥当なのか?

自分の体重の20%の重量が目安と書いてあるものもあれば、体重の1/3ぐらいまで担ぐことが可能と書いてあることもあります。

これらはあくまでも目安で、自分の体力や脚力、その時の移動距離や標高差、山行日程、登山道の状況によって担げる重量は変わってきます。

ウルトラライトハイキングでは、水や食料、燃料などの消費するものを除いたバックパックのベース重量が10ポンド(4.5kg)以下と定義されているそうです。

これも一つの目安になると思います。

 

私は、身長157cm、体重が52kgの中肉中背です。

ここ最近の私の日帰り登山の荷物の重量は、5~6kg前後です。

これには、その日の飲料(約1L〜多いと2L)や食料、行動食なども含んでいます。

夏場は飲料の量が増えるし、冬場は逆に減ります。
バックパックのベースとなる防寒着も夏と冬では持参するものも変わってくるので、重さが変わります。

ネット上で検索しザックリした印象ですが、他の方の登山の荷物の重量を参考にすると、日帰り登山では5〜7kg前後の方が多いようです。

いざという時のためにはこれはあった方が良いと思ったり、心配だから一応持って行こうとか、荷物ってつい多くなりがちです。

このぐらい大丈夫だろうと思って詰めて行くと、いつの間にかザックの重量が重くなってたりして。(笑)

どんな登山者でも、できるだけ登山の荷物は軽い方が体にとっての負担が少ないのは当たり前ですよね。

いずれにしても登山の荷物の重量が軽いことに越したことは言うまでもないと思います。

でも、ただ闇雲に軽くすれば良いかというとそうではなく、軽くするあまり安全性を損なってしまっては元も子もありません。

ウルトラライトハイキングでも、安全性を欠くような軽量化は推奨していません。

このブログでもあると便利で楽しみが増え快適な登山グッズなどを紹介していますが、それらを毎回どんな山行にも持参するわけではなく、その時の目的に合わせて持参するものを厳選できればBESTではないかと思います。

私は、近場の良く登る低山では、多少重くなってもミニスキレットを持参して山ご飯をメインに楽しんだりもします。

その時の山行によって持参するものを選別し、できるだけ不要なものを省いて行くと登山もずっと楽に楽しむことができるようになります。

登山経験が増えるにつれ、自分にとってその時の山行に応じた必要なもの、持参すべきものを選別する力もついてきます。

以前の私のようにただ登って楽しかったで終わってしまってはもったいない!

大事なことは、次はこうしてみようとか、下山した後に持参した道具を見直して振り返ることだと思います。

登山から帰ってきたら、今回の登山で使わなかったもの、次回は持参しなくても良さそうなもの、逆に使わなかったけどやはり外せないものなどを考えたり。

そしてさらに、登山に行く前の準備では一つ一つこのギアやウェアが必要かどうかを選別してザックに詰めて行きます。

これを毎回登山毎にしていくと、自然と自分の登山に合った登山ギアやウェアを選別する力が養われていきます。

そう考えると登山ってやはり楽しみ方は十人十色で、色々な楽しみ方がありますね。
幅広い楽しみ方でどんな時も登山を楽しめるようになると、充実した登山ライフを送れると思います。(笑)

私も今よりももっと重量を減らし、できれば5kg前後にしたいと色々試行錯誤しています。(笑)

この5kgを目指すには、やはりそれなりに投資をしないとなかなか実現できるものではありませんが、今持っているギアをより軽量でコンパクトにし、さらに機能も衰えないものにアップデートできるのは楽しみですし、色々と工夫を考えるのも登山の楽しみの一つです。

夫のteruさんのザックには、ツェルトや予備の水、Gopro類(Kermagripやバッテリー)などが入っているので、さらに重量が重く日帰りなのに約12kgもあり、ちょっと見直す必要大です。(笑)

よく、いつもまぁ、
そんなに重たいザックを背負えるなぁ〜(笑)
yamatomo
yamatomo
 
 

泊まりや縦走などの荷物の重量は

泊まりや縦走などの荷物の重量はどうでしょうか。

検索してみると、3泊で23kg、1週間で35kg、2泊3日のテント泊で65Lのザックに17~18kg、1泊2日のツェルト泊で8kg、盛夏期のテント2泊の装備で60Lのザックに17kg強、3泊4日で40Lのザックに10kg、と幅広いです。

上記は、それぞれの状況や条件が不明なので全然参考になりませんが、どの山のどんなコースで、何泊するのか、その時の季節や山小屋泊なのかテント泊なのかでも、必要なものはだいぶ変わってきますし、どの程度の重量まで自分の体力や脚力で担ぐことができるのかにもよると思います。

登山経験を積んでいくうちに、自分の担げる重量も分かってくるし、登山に慣れてきたり、パッキングのコツを掴むと担げる重量も多くなると思います。

以前に1泊の山小屋泊で夫のteruさんのザックを測ってみたら、なんと20kg越えでした。

teruさん
teruさん
重い・・・

休憩のたびに、

teruさん
teruさん
重い・・・

と言っていたので、その時は肩に荷物の重さがショルダーを通じて体にのしかかり、相当キツかったのでしょう。(笑)

さすがに1泊の山小屋泊で20kgは重たいと言えそうです。(笑)

その時は、季節は秋で標高は2000m超えるので、防寒着は外せなかったのと、山小屋泊と言ってもシュラフ持参だったので、その分の重量もありました。

今一度、見直してみると必要ないものも多かったかもしれません。

私の数年前の登山の荷物の重量は、登山シーズン中(だいたい春から秋)の1泊山小屋泊のシュラフ持参で、多い時で13kg、少ない時で11kgでした。

もっと前の北アルプスや南アルプスの山小屋泊では、シュラフを持参せずにドライシーツを持参していたので、もっと重量は軽かったと思います。
実際にその頃は測ったことがなかったので、分かりませんが、おそらく10kgは行かなかったでしょう。

1泊の山小屋泊にしては、やはりちょっと重いので、もう少し減らしたいと思っています。

1泊ならば、できれば10kg以内に収めたいところです。

 

登山の荷物の重量を軽くするメリットとデメリット

登山の荷物の重量を軽くするとメリットもあればデメリットもあります。
下記にまとめてみました。

 

メリットは、

  1. 歩行速度が早くなる
    体と荷物全体の重さが足にかかってくるので、当然軽くなれば足の動きも楽になり、足の負担が減ると心臓(体への酸素供給)の負担も減り、速く歩くことができるようになります。
  2. 歩行速度が速くなると、移動距離もその分長く歩けるようになる
    当然ながら、歩行速度が速くなると、同じ時間でもその分長い距離を歩くことができるようになります。
  3. 体への負担が少ない
    登山の荷物の重量が軽くなると足への負担はもちろん、荷物を背負っている肩や背中や腰、下山時の膝への衝撃、心肺機能や呼吸、各臓器など、体全体の負担を減らすことができます。肉体的にだけではなく、あまりにも登山の重量が重い時の精神的なストレスも減らすことができます。
  4. 体力を温存できる
    体への負担が少ない分、下山時だったり、いざという時だったり、翌日だったりの余力を維持できるようになります。
  5. 憧れの山や諦めていた山に挑めるかもしれない
    登山の荷物の重量を軽くすることで、今までは自分の技術や歩行速度では、諦め掛けていた憧れの山やコースに登れるかもしれない、挑戦できる可能性がみえてきます。

デメリットは、

  1. 減らす荷物をしっかり見極めないと、いざという時の安全性を損ないリスクが高くなる
    例えば、悪天候になる確率が低いからといって、登山に必須アイテムであるレインウェアや防寒着、ヘッドライトなどを外してしまうことは、決して軽量化とは言えません。
  2. いつも重量が軽いと、テント泊などの重たい荷物を背負うトレーニングにならない
    テント泊などや何泊もするような縦走をする方は、それなりの荷物や重量にはなります。その時のために日帰り登山でもトレーニングを兼ねて重量を重くしている方も中にはいるので、その場合は別です。でも正直なところ、そのようなテント泊や何泊もする縦走でもウルトラライト志向は取り入れることができると思います。中には3泊4日で重量が10kgだった方がいるぐらいですから。

登山の荷物の重量を軽量コンパクトにするコツ

登山の荷物の重量を軽量コンパクトにするには、実は色々とコツがあります。
意外に簡単にとりくめることも多いと思うので、ぜひ参考になればと思います。

  1. 同じような役割のアイテムは厳選し一つに絞る
    防寒着は季節や気温、山行にもよりますが、日帰りであればフリースとダウンのどちらか一つにすることで軽量化できます。泊まりだと山小屋やテントなどで朝晩冷えるので防寒着はそれなりに必要ですが、フリースはかさ張るのでメリノウールのセーターにするという手もあります。
  2. 1つのアイテムで何役も兼用できるアイテムにする
    レインウェアとアウターウェアは兼用し、レインウェア一つにするなど、ウェアも工夫次第で少なくすることができます。私は6〜7年ぐらい前までは、ウィンブレはレインウェアで兼用していました。今はウィンブレの薄さと手軽さに手放せませんが。その分正直重くなります。(笑)フレームレスのバックパックであれば、クッション性のある背面パッドが入っていることが多いので、それを座布団やスリーピングパッドなどの一部に兼用することができます。カップとコッヘルを兼用したり、泊まり様のエアー枕などは、荷物で代用できます。救急時などに使う三角巾はハンカチや手ぬぐいで代用できます。
  3. 同じアイテムでもより軽量コンパクトになるアイテムに交換する
    着替えのウェアやタオルなど、同じ役割や機能、性能のものはできるだけ軽いものを選ぶと、軽量化できます。綿のタオルは重量があるので、せめて同じ綿でも手ぬぐいにするとかで重量を減らすことができます。
  4. 軽量コンパクトな製品に買い換える
    長年使っているアイテムは、ほとんどの場合、より軽量でコンパクトな製品があると思います。それに買い換えるだけで軽量化できます。長年使っているアイテムは愛着もあり、まだ使えるという思いもあるかもしれませんが、今までのそのアイテムの活躍に感謝し、思い切って新しいものに買い換える勇気も時には必要だと思います。それによってより安全で楽な登山になると思います。特にコッヘルやストーブなどは長年使っているのであれば見直しても良いかもしれません。チタン性のものに変えればだいぶ軽くなります。レインウェアも長年使っているのであれば、防水透湿性の性能は損なわずに軽量化されているウェアは沢山あります。一度には無理でも優先順位を決めて、少しづつ揃えていくと良いと思います。
  5. 余計な包装類を省く
    特に食料や行動食などは、箱に入っているものは箱を省いたり、食料品はジップロックにまとめたりすることで軽量化とゴミも少なくなり一石二鳥です。
  6. 山小屋や山中の売店などで購入できるものは持参しないで利用する
    ペットボトルの飲み物や飲料水、カップラーメンなどの食べ物は、多少値段は高くなりますが、山小屋などで買うことができるので、その分重量を減らすことができます。お酒も同じです。ビールやワインぐらいなら買える山小屋も多いです。ただし、行く山やコースに売店や山小屋があるかどうか、買いたいものがあるかどうかは、事前に調べておくことをおすすめします。
  7. 水場がある時は利用する
    行く山のコースに水場がある場合は、そこで調達すれば持参する水を少なくできます。
  8. ザックや他の登山ギアやウェアなど全てにおいて、その時の山行や目的に応じて使い分ける
    ザックの容量が大きいと何でも入ってしまうので、入れるものも多くなってしまう可能性があります。その時の山行に合わせて、例えば日帰りと泊まりなどで、容量の違うザックを使い分けるのがおすすめです。コッヘルやストーブなども、目的に応じて使い分けがしやすいアイテムだと思います。山ご飯の調理をする時はそれなりのサイズのコッヘル、コーヒーしか飲まないのであればお湯を沸かせるれば良いというように。ストーブも必要に応じて、火力の強いバーナーとアルコールストーブや固形燃料などを使い分けることができます。
  9. 山ご飯も山行に応じて、山小屋や食堂などを利用する
    山行が長くなるような場合は、できるだけ山ご飯の調理時間は短縮したいですし、山ご飯にかかる重量も減らしたいものです。そんな時は、山小屋や食堂などのメニューを活用するのも、一食分重量が減るのですから一つの手段です。
  10. 一つ一つの物を見直す
    お財布などは普段使いのものをそのまま持参すると、山では使わないカード類やらが沢山ありますよね。お財布自体も皮製品だったりするとそれだけでも重たくなります。登山のガイドブックも本をそのまま持参するのでは重たくなります。必要な箇所だけコピーして持参すればだいぶ軽くできます。鍵も山には余計なキーホルダー類がついてないですか?必要な鍵だけにすると軽くなります。日焼け止めや特に女性は化粧品なども小さい容器に必要な分だけ入れ替えれば軽くできます。
  11. 新品を持参して予備を減らす
    例えば、ヘッドライトなどの乾電池、予備も持参するとその分重くなるので、山行に応じて新品に変えて持参すれば、1〜2泊であれば、まず電池の寿命がなくなることはないでしょう。ポケットティッシュなども使いかけではなく新品にすれば、1パック分は減ります。

軽量コンパクト化におすすめのアイテム

私が気に入っている軽量コンパクト化におすすめアイテムをご紹介します。

 

ザック

ザックも今はウルトラライトの時代と言っても過言ではないほど、沢山のメーカーが軽量のザックを手がけています。
そのザックについては次の記事で紹介しているので、ぜひチェックしてみて下さいね!

 ザックの軽量化について書いた記事

「山と道 MINI」ウルトラライト(UL)の登山ザック レビュー

調理器具

調理器具も軽量化できるアイテムが沢山あります。

ウルトラライトで人気なメーカーはエバニュー。

その中でもうちが使っているのはこちら。
500mlの容量があって、2人分のコーヒーを淹れるのに丁度いいサイズです。
あとは縦走の時などの湯沸かしに使っています。

エバニューはウルトラライトでもとっても人気なメーカーで、クッカーのラインナップも幅広くあるので、自分のスタイルに合ったクッカーが見つかると思います。

もう一つ良く使っているのはトークスのチタンのクッカー、こちらもかなり軽量で、容量も750mlと多いので2人分の調理用のお湯が沸かせます。

うちはこれのノンハンドルを使っています。

TOAKS (トークス) チタニウム ポット 750ml ショートハンドル 収納袋付き POT-750 【日本正規品】
トークス(TOAKS)

 

ストーブやバーナー

ストーブやバーナーは種類も豊富にあり、その形態によって火力に多少差があったりします。
火力が強いのはやはり五徳もしっかりついているバーナータイプ、軽量なのはアルコールストーブや、固形燃料とゼリー燃料タイプのストーブ。
燃料も、ガス缶、液体アルコール、ガソリン、固形燃料、ゼリー状の燃料など様々です。

その山行や目的によって様々な形態のストーブやバーナーを使い分けることができるとベストでおすすめです。

軽量でコンパクトなストーブの定番のアルコールストーブはウルトラライト志向にも人気

 

五徳と防風(風除け)

登山中、丁度、山ご飯にしようとする場所は、時間的にもたいてい森林限界を超えて広くなっている場所や、見晴らしが良く景色を楽しみながら山ご飯にできそうな場所にすることが多い。

でも、時には晴れていたとしても、風が強い時もあります。
そんな時、ガスバーナーにしてもアルコールストーブにしても、やはり防風(風除け)が欲しくなります。
防風(風除け)は、できればクッカーやバーナー、ストーブなどと一緒にセットで持参したいアイテムです。

防風(風除け)も今は、パネルを数枚つないだもの、チタン製で軽量なもの、1枚の極薄のチタンやアルミニウム、ステンレスなどを丸めたもの、などなど素材も形状も大きさも様々なタイプがあります。

とにかく軽いこの防風は五徳も兼ねています。私も使っています。

 

スタッフサック

スタッフサックも色々なメーカーが出していますが、軽量で防水性があるタイプが最もおすすめです。

実は、現在、Ultralight Outdoor Gearを手がけるYAMATOMO.FUNというブランドを運営しており、自作の超軽量で防水性の高いスタッフサックを使っています。

素材を超軽量で耐水素材であるダイニーマ®️コンポジットファブリックを使い、底をラウンド型にした筒状の巾着タイプです。

U.L. Round Sack

↓こちらのリンクからぜひご覧ください。

U.L. Round Sack

登山用テーブル

そもそも登山用のテーブルを持参するかどうかという議論もありますが、あるとやはり便利だし何と言っても清潔。
そこでおすすめなのがウルトラライトなテーブルで、下記の記事で紹介しているのでぜひチェックして下さいね。

登山用テーブルについて紹介している記事

登山にテーブル持参でより快適に楽しく山ご飯の時間を

アウター

アウターは、登山に必ず必要なアイテムの一つです。

でもそのアウターには、レインウェアー、ハードシェル、インサレーション、ウィンブレなど、意外にもその時の山行や季節によって種類や用途も幅広くあります。

できれば一つの山行で、色々な役割を果たしてくる兼用できるアイテム一つに絞れると良いですよね。

そんなまさに願った様なアイテムが、山と道の「UL Rain Hoody」のレインウェアーです。

このレインウェアーは、ゴアテックスのように透湿防水性の素材でできているレインウェアーで、素材と機能の違いで2タイプありますが、どちらもウィンブレを兼用できるほど薄くて軽いのが特徴です。

このレインウェアならばウィンブレを兼用できるので、軽量化コンパクトにできるのはもちろんのこと、私も欲しいアイテムの一つですが、人気のサイズとカラーは販売直後にSOLD OUTで、再販もいつになるか分からないので、なかなか思う様にGetできないのが現状です。

購入希望の方は、山と道の希望の商品販売ページより「この商品の入荷情報を受け取る」というメールに登録しておくことをおすすめします。

詳くは下記の山と道のホームページを見て下さいね。

UL Rain Hoody

 

実は、他にもレインウェア兼ウィンブレになるアイテムはあるんです。

私も気に入っているメーカーで、ノローナのレインウェアです。

山と道のレインウェアはかぶるプルオーバータイプですが、このノローナはファスナーの前開きタイプです。

私としては、やっぱり前が開く方が使い勝手良いかなぁと思っています。

こちらはウィメンズ

Norrona ノローナ|W’s bitihorn dri1 Jacket #Indigo Night レディース ビティホーン ドライ1 ジャケット

こちらはメンズ

ノローナ NORRONA bitihorn dri1 Jacket (M) メンズ ビティホーン ドライ1 ジャケット

私も愛用している、OMMのレインウェア兼ウィンブレ。こちらも気に入ってます。

こちらはメンズ

 

まとめ

やっとまとめに入ります。(笑)

登山の荷物を軽くしたい!登山の荷物の重量の目安はどれくらい?

ということで、登山の荷物の重量は軽いにこしたことはないということですっ!

軽いは正義でっす!

もちろん軽量化が登山の全てではないですが、軽量化することで間違いなくあなたの登山の可能性は広がると思います。

私もまだまだ軽量できるものは軽量化し、より安全で楽な登山を目指し、私たち夫婦の登山の可能性を広げていきたいと思います。

長い記事にお付き合いくださりありがとうございました。

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました!
愛と感謝を込めて


yamatomo

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